ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

毎年の山形旅行で泊まっていた温海温泉の宿から廃業の通知が

2013-10-01 16:02:46 | その他

 実は今月の下旬に年に一度の山形方面への旅行に出かけることにしていて、その際に泊まるための予約電話をしたら9月をもってやめるという話は聞いてはいたが、改めて廃業のお知らせの葉書が届きやはりなぁと、年に一度は必ず宿泊することもう20年以上の宿が消えることに、今後はあの美味しい料理が食べられなくなってしまったなぁと、残念なことです。

 この宿に泊まるようになったのは、随分昔の東北旅行で日本海側を庄内から新潟方面に車で通過する際に、温海温泉とはどんな温泉地かと覗いてみて、地元のお土産屋などの人にお勧めの旅館は何処と聞いたところ、3軒ほど念押しみたいに訊ねたらいずれもが推薦、早速にも翌年から泊まるようになって、何よりも料理が美味しいから、その中でもこれだけは毎回お願いというようにハマッてしまったのですよ。

 一時は休前日などは満室というような人気であったが、バブルがはじけてからは多少の浮き沈みはあったがずっと日本経済が低迷傾向で、さらにリーマンショックが追討ちをかけたようで、僕がリタイア後のここ数年は平日に泊まるようになったら、我々一組だけということがあったりして心配ではあったけどとうとうねぇ。ここ数年で泊まった時には夕刻の調理時間には地元ナンバーの車が駐車場に停まっていて、そのあと夕食が始まる時間ぐらいにはまた出て行くという、それがいつも同じ車で誰かが手伝いに来ているのかなと思っていたが、今思うと確か二人の息子さんがいたからそのうちの一人が館主の親父さんから料理を習っていたのかなと、宿を継がせるつもりだったんじゃないかなぁ。

 その息子さんが宿を継がないという決断をしたのかもしれないな、そうであれば鶴岡あたりで料理屋を始めるかもという別の期待はあるが、そうであれば必ず立寄りますよ、はてどうかな。それと最初からずっとついてくれた愉快な仲居さんはどうするんだろうと、この家族経営の宿の家族同様な存在だったものねぇ、今回は時間の都合がつくかどうか分からないが、落ち着いただろう頃を見計らって一度訪ねてみようかな。

 温海温泉は有名だった朝市が小奇麗に造り替えられてからは、逆に皆同じようなものを扱うお土産屋ばかりとなってしまって、地場物を扱うところがいくつかあった昔の風情がなくなってダメになり、中では唯一名物だった骨董屋のオヤジも高齢で店仕舞いしちゃったから、そういうことでも魅力が薄れてしまった。我々も今後はここに泊まることは無くなってしまうことになりそうだね。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女房がアイヌ刺繍用の古着を... | トップ | 慶応日吉グランドで女子ラク... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一年前のブログを拝見して、、、。 (野の花)
2013-10-01 21:51:01
初めて、投稿いたします。追分に住んでいます。
もうすぐホンモノ市ですので、なんとなくホンモノ市を検索して次々見ていましたら、なんと、私の作品が写真に出ているのでびっくり!!読んでみますと私の作品のベストをお買い上げ頂いた方が奥様、、、だったんですね。昨年は頑張って2回目の出店をしました。その節は有難うございました。今年は、遊んでばかりで、全然、準備出来ずに見学いたします。そんなわけで懐かしく、お声をかけてしまいました。
返信する
今年のホンモノ市には行かれません (ちょいボケじじい)
2013-10-02 10:18:20
 今年のホンモノ市は13、14日ですね、その直前に横浜に戻って来ちゃうので行けません、残念です。それときのこ祭りが今年も中止だそうで、重ねて残念、まだセシウムの残っているのでしょうかね。今年は豊作の予感があって、山荘周辺のキノコが食べられるか楽しみだったのですが。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事