最大の出来事は、10月29日に母が他界したことだろう。
約2か月が経過し、いろんな思いが去来するが、最後まで子としてのみ親を見てしまった
事に対して、親もただの人間であり、老いていくことが自然なことだと客観視できなかったことは
否定できない。親を一人の人間として対峙することは出来なかった。
最後の数年間は、自分での居宅生活には無理が生じて、本人の意思とは逆に、いろいろと
制限を受ける(自由気ままにはならない)施設での毎日の生活となってしまった。かなり
抵抗を見せたような話も伝え聞くが、本人としては、全く納得がいかなかったように思う。
親のことよりも、今は自分に置きかえて、いろいろ思案をめぐらすことのほうが多いように
思う。おいおい書き綴っていきたいと思うが。