今、ノーベル賞が次々と発表されていっている。
ノーベル賞などは、そもそもそれらを狙っている人たちだけの事柄と思っていた。
例えば、町医者は身近な存在に思えても、ノーベル医学賞を取る人は別物と考えていた。
しかしながら年を経ていくごとに、ノーベル賞を取る人たちの研究が、最終的には町医者の
薬の処方や、病院での治療とつながっていると思うと、全く日常生活と無縁のものでないんだ
という気がしてくる。
すべてが、自分たちが小学校、中学校、高校で習うことが基礎になって発展していっている
ということに気づかされる。
政治家なども、最初から政治が好きなものが集まって、やっているものと縁遠いことと
考えていたが、決してそうではなくて、自分たちの暮らしに本来は結び付いているはず。
だけれども、今の政治家がそういう目線、考えを持たずに、ただ己個人の出世にばかり
目的としており、すべてを良くしていこうとせず、事なかれ主義ばかり横行して、
国民から遠ざけているだけのことと思う。本来はすべて、日常と密接にリンクしいていないと
おかしいはず。
昔は、なんでもかんでも、何もかも自分と無縁と勝手に考えていただけで、すべてが
自分たちの生活、人生と関わりがあるとわかってきた。決して格調の高い、無縁の事柄でない
ということだ。