約30年前、大阪で勤務していた頃、上下の普通のスーツにリュックサックを背負って会社へ行っていた。周りのみんなは、全員が「格好がおかしい」 「合わない」 と言っていた。今、特に今日のような雨模様だと、男、女、年齢関係なく、遠足でもないのに、バックパッカーの多さにびっくりする。正直、ホームを歩いても、電車の中でも、特に若い男子、女子は、無神経に自分の2倍幅をとっていることなどまったく気にすることもなく、黙々とスマホに向かっているから、迷惑に思うことが多いが。
全然、高額なものでない。むしろ安いぐらいの物だが、最近買ったが、全くもって役に立たないことがわかり、金額が小さくても、お金を捨てたようなものだと思った。それは、乾電池チェッカーだ。使えるのか、使えないのか、よくわからないので、これがあればと思ったのだが、チェッカーでは、緑色ランプが点灯するのに、実際は使用に支障がでるということがわかった。よほど、へたってなければ、黄色や赤色にならない。結局、使える・使えないの判断は、元に戻して、リモコンが良く反応するかどうかで判断することになってしまった。
今日、小さなクリーニング店の前を通過した時、ふと思い浮かんだのが、自分が18歳の大学生の時に、近所のクリーニング屋の同級生と朝、ばったりと出会った。高校の時は、ほとんど顔を合わせたこともなく、高校卒業後、どこかの銀行に勤め始めたらしかった。こちらは、ひよっこの学生。向こうは、もういっぱしの社会人で、しかも化粧もばっちり。確かに小さい頃から目がくりくりと大きかった印象はあったが、大人になってそこがチャームポイントになるなんて全く想像すらしなかった。それと、こちらは、まだまだガキの端くれで、向こうは完全な大人だと、その差に愕然とさせられた。最寄りの地下鉄駅(玉出)まで、15分はかかる距離だったが、それ以来、一回、同じように顔を合わせたきりで、その後の様子は全くわからない。