現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

無意識の無

2008-03-21 | Weblog
有無、有ることと無いこと。有るものは見える。無いものは見えない。誰に教えてもらったわけでもないのに、なんとなく無いという意識をもっている。ホテルやビルの建物、地上階は、1階。その上が2階。下はどうかといえば地上階(1階)の下が地下1階。地下2階ではないのだ。イギリスなどでは、地上階は地上階(グランドフロア―)、その上が1階。その理屈であれば、地下1階もつじつまが合う気がする。集合写真で左から何番目と言う場合、一番左端の人が一人目、その次が二人目。東京駅から有楽町はと聞くと、ひとつめ。数字の1から始まらない、なんとも奇妙な世界。でもなんとなく納得している。話は変わるが、細菌には酸素を好む菌、嫌う菌、水を好む菌、熱に強い菌、弱い菌など様々。無菌環境で、ひとつも菌がないならば、菌の増殖は起きない。無から有は生じない。一つでも菌がいて、生育に好ましい環境であれば倍倍ゲームで増殖する。
無意識という意識。数学上は、0の概念の起源に関連するようであるが、有るということの反対のものが存在しないと、有ることが実証されないということか?