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近畿包装研究会で講演しました

2014-01-23 11:09:55 | 日記
1月21日、兵庫県民会館において、近畿包装研究会の講演会で、

「段ボール力学に関する研究紹介」

というタイトルで、約90分の講演をしました。

当日は、近畿包装研究会の会員の皆さまに加え、西日本梱包工業組合の会員の皆さまも
参加いただき、参加者は40名ほどでした。

当日の内容は、以下の通りで、
当研究室でここ数年実施してきた研究のうち、段ボールに関わる内容で、
論文や学会発表をしてきた内容を、とりまとめたものです。

1.原紙・シート強度のバラツキ:
  製造工場・製造時期が異なっても同じとみなせるか?

2.ケリカット式は信用できるか?:
    信用すると危険側の設計になる可能性大!

3.一定荷重座屈変位の推定:
    圧縮試験のみで推定可能!

4.段積みによる強度低下:
    有効周囲長率の提案!

5.摩擦による擦れ損進行:
    画像解析による輝度評価!


講演会終了後、場所を神戸元町のイタリアンレストランに替え、
お店の中にある本格的な窯で焼かれた、非常においしいピザを頬張りながら、
まじめな話あり、人に言えない裏話あり・・・の楽しいひとときを過ごしました。

年度末で、学内の会議が続いており、久しぶりの学外で、日頃のストレスを
発散し、リフレッシュすることができ、講演会の準備をされた皆様に
お礼を申し上げなければなりません。

ありがとうございました。

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