いよいよ梅雨入り。これから7月下旬近くまで湿度の高い不快な季節が続く。1ヶ月半ほどのこの季節、雨の恵みとして大切な季節であることはわかるが、大方のところあまり好ましい季節とはいえないと感じている人は多い。カビが生える、洗濯物が乾かない、蒸し暑い、等々。確かに好ましくないといえることが沢山ある。とりわけ、海外から日本に来た人はこの時期大変な苦労があるようだ。世界各国は年間を通して季節の区分をいくつかに分け、多くが四季(Four seasons)を最多としているようだが、「日本には五つの季節がある」、とそんな話を聞いたことがある。「美しい日本の四季」という言葉をよく聞くが、大雪、大雨、高温多湿に台風などなど、裏を返すと負の部分も多い。「苦労の多い日本の五季」でもある。 体調を崩さないように。
好きなことをしていて苦労などということは有り得ないが、どんなことにも苦労は付き物。ただ多少苦労の趣が違う。例えてみるならばフキノトウの苦味がそれにあたる。それがあるから堪らない。苦味は甘味
ここ2,3年は新しいことを経験することに魅せられている。人は皆、遠い昔、人生の初期の段階においては見る物聞くことを初め、体験することの総てが真新しい事象であった。しかし、時が経つにつれ人間を長く務めると、何でも分かったような顔をして傲慢になり、時には過去の自分の僅かばかりの実績から離れられず、いつまでも過去にこだわって生きていくことを余儀なくされている人もいるようです。人生の楽しみは、初心に帰り 淡々と行動し、初心を楽しむ ことも人生の喜び の一つだと思っています。 初心は喜楽に通ずる。