和食、洋食に関わらず食事には流れがある。その流れは理屈の世界ではなく感覚の世界である。当然のことながらその感覚は味覚を中心としたものであり、視覚、嗅覚がその脇を添える。食事の流れがうまく自然にできていると、一つ一つの料理がしっかりと個性を発揮しつつ、他の料理との連携も取れ、全体としてのバランスが実に巧妙に維持される。当然のことながら、料理に使用されている食材が持つ固有の風味も十分に生かされている。最後に出されるコーヒーはまさにこの流れの終止符。これまでの料理、とりわけ直前のデザートの余韻…、そんなことを感じコーヒーをセレクトする。最後の詰めを誤るとそれまでの流れがいっぺんにだいなしになってしまう。こんなことを考えながら、あれやこれやとコーヒーを選択するのもまたちがった楽しみの一つ。
いよいよ注文したコーヒーがやってきた。香りはいい、色もいい、思い通りのコーヒーのようだ。なんだか嬉しくなってきた。香りを嗅いだあと少々のコーヒーを口にふくむ。… …。暫く、静かにコーヒーの香りと味を楽しむ。「美味い!」、これで今日のすべての料理が主役になる。 最後の一杯のコーヒー。 その魅力はなんともいえない。 美味(おい)しいが、美味(うま)いに変わる分岐点。
今日の料理はすべてが満点、シェフとソムリエに感謝。「ご馳走様でした」
いよいよ注文したコーヒーがやってきた。香りはいい、色もいい、思い通りのコーヒーのようだ。なんだか嬉しくなってきた。香りを嗅いだあと少々のコーヒーを口にふくむ。… …。暫く、静かにコーヒーの香りと味を楽しむ。「美味い!」、これで今日のすべての料理が主役になる。 最後の一杯のコーヒー。 その魅力はなんともいえない。 美味(おい)しいが、美味(うま)いに変わる分岐点。
今日の料理はすべてが満点、シェフとソムリエに感謝。「ご馳走様でした」
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