庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

梅雨末期の豪雨

2006-07-20 22:41:32 | 評論、感想
 梅雨末期を迎え豪雨による被害が増大している。祖父母と孫3人が車で避難所へ向かう途中、川の増水により死亡、行方不明。土石流の恐れがあると妻を逃がし、その後すぐに家が押しつぶされ亡くなった70代後半の高齢者…。豪雨災害による被害者の姿は悲惨そのもの。洪水により家の中まで土砂が入り込み途方にくれる人。悲しさを通り越し、ただ呆然と土砂に埋まった家の中を見つめる姿。どの映像、報道を見聞きしてもただ人間の無力感のみが伝わってくる。バランスのよい自然現象は人間にとってこの上ない喜びである。しかし、そのバランスが僅かでも崩れるとそれは人間にとって不幸なできごととなってしまう。そんな状況がリアルタイムで起きている中で、こうやってパソコンに向かっていられる幸せと申し訳なさを感じる…… 諸行無常。  明日も雨の天気予報、ただ無事息災を祈るのみ… 合掌。
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