庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

十三夜

2007-10-24 22:49:54 | 評論、感想
 昨日は十三夜。夕方は東の空に、夜もふける頃には南天の空に月の姿が。十五夜満月はまさに欠けたるところのない望月。正円の月の正面から放つ月光には、威風堂々とした逞しさと力強さを感じる。一方、栗名月、十三夜は無双と賞され、どことなく頼りなさと哀れみを感じさせるものがある。十五夜もいいが、十三夜も素晴らしい。いずれも日本人の心に強く訴えるものが…。