≪2015年(平成27年)11月4日(水)長月≫(旧暦9/23)
鶲美し太陽を背に飛びうつり
原 コウ子
いしぶみの色より翔ちて鶲かな
榎本 好宏
ふくらむで水浴び飛んで尉鶲
石原 八束
山小屋の朝の塵場に瑠璃鶲
杉本 伶一
妻恋の鶲の笛よ柿ノ木へ
原コウ子
※ 鶲(ひたき)
ヒタキと呼ばれる鳥には、鶲科のコサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキ・キビタキ、鶫科のルリビハキ・ノビタキ・ジョウビタキなどがある。このうち黄鶲と小鮫鶲は夏鳥。
蝦夷鶲と鮫鶲は来たから南へ渡る途次日本に立ち寄る旅鳥で、まれに高山帯で繁殖が見られる程度。数も少なく、俳句の対象とはならない。従来は尉鶲・黄鶲・小鮫鶲その他を一括し鶲として冬の季題にしていたが、これはあきらかに誤りで、漂鳥の瑠璃鶲。野鶲、秋に渡ってきて日本で越冬する尉鶲の鶫科の三種は、秋季とするのが妥当であろう。
野鶲は、雷鳥のように夏と冬とでは羽色がいちじるしく変わるので有名な雀ぐらいの大きさの鳥。
東部シベリア・中国北部・朝鮮・北海道・本州北部で繁殖し、秋に日本の南の地方、華南・ビルマ・マライなどに渡る。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
一人を大切に!
これが全ての根幹だ。
会合に集った友を
「仏を敬うが如く」
最敬礼で迎えよう!
11月4日
※☆*寸 鉄*※
韓国威安(ハノイ)郡から会長(SGI)夫妻に名誉郡民証。信頼と友誼の「宝の橋」は燦然と
◇
設営G.デザインGの献身に感謝!広布の会座を荘厳する福徳は無量無辺
◇
開目抄「いはずば・慈悲なきに・にたり」。声を惜しむな。正義を言い切れ
◇
家族の介護で離職、7割が女性と。対策急げ。支え合う社会へ公明よ先頭に
◇
節電へ「ウォームビズ」。運動。室温20度に設定。衣・食・住の工夫を賢く
※☆*名字の言*☆※
在宅緩和ケアを行っているクリニックの10周年の集いに参加した。末期や重篤な患者さんが自宅で生活をするための、こまやかな支援を続けている。明年はターミナルケア(終末期医療)の全国大会が、このクリニックを中心に行われるほど、信頼と評価が高い
▼
集いのメーンのプラグラムはピアノ演奏だった。インターネット回線で、演奏者の自宅と会場を結んだ。居間のピアノに向かう高齢女性の姿が、スクリーンに映った
▼
彼女はごみに埋もれて息も絶え絶えになっていた状態から、クリニックにつながった。認知症があり、家族も意思の疎通がしづらかった。ごみ出しから始まった支援。彼女は、支えられながら、生活と健康を立て直していった
▼
「昔、ピアノが得意だったんだ」。そのつぶやきをスタッフは聞き逃さなかった。「10周年記念行事でピアノを弾いてよ」。彼女に生きる張り合いができた。少女時代に練習したピアノ曲を、指が覚えていた。演奏は大成功。参加者に希望と勇気を送った。「私は、今、とてもしあわせ」が今の口癖という
▼
たとえ、今、どんな状態であれ、人には未来を開く無量の力がある。希望がある。それを見つけられるか。聞き取れるか。心のアンテナを磨きながら、支え合う私たちでありたい。(哉)
【聖教新聞:2015年11月4日(水)付】
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鶲美し太陽を背に飛びうつり
原 コウ子
いしぶみの色より翔ちて鶲かな
榎本 好宏
ふくらむで水浴び飛んで尉鶲
石原 八束
山小屋の朝の塵場に瑠璃鶲
杉本 伶一
妻恋の鶲の笛よ柿ノ木へ
原コウ子
※ 鶲(ひたき)
ヒタキと呼ばれる鳥には、鶲科のコサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキ・キビタキ、鶫科のルリビハキ・ノビタキ・ジョウビタキなどがある。このうち黄鶲と小鮫鶲は夏鳥。
蝦夷鶲と鮫鶲は来たから南へ渡る途次日本に立ち寄る旅鳥で、まれに高山帯で繁殖が見られる程度。数も少なく、俳句の対象とはならない。従来は尉鶲・黄鶲・小鮫鶲その他を一括し鶲として冬の季題にしていたが、これはあきらかに誤りで、漂鳥の瑠璃鶲。野鶲、秋に渡ってきて日本で越冬する尉鶲の鶫科の三種は、秋季とするのが妥当であろう。
野鶲は、雷鳥のように夏と冬とでは羽色がいちじるしく変わるので有名な雀ぐらいの大きさの鳥。
東部シベリア・中国北部・朝鮮・北海道・本州北部で繁殖し、秋に日本の南の地方、華南・ビルマ・マライなどに渡る。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
一人を大切に!
これが全ての根幹だ。
会合に集った友を
「仏を敬うが如く」
最敬礼で迎えよう!
11月4日
※☆*寸 鉄*※
韓国威安(ハノイ)郡から会長(SGI)夫妻に名誉郡民証。信頼と友誼の「宝の橋」は燦然と
◇
設営G.デザインGの献身に感謝!広布の会座を荘厳する福徳は無量無辺
◇
開目抄「いはずば・慈悲なきに・にたり」。声を惜しむな。正義を言い切れ
◇
家族の介護で離職、7割が女性と。対策急げ。支え合う社会へ公明よ先頭に
◇
節電へ「ウォームビズ」。運動。室温20度に設定。衣・食・住の工夫を賢く
※☆*名字の言*☆※
在宅緩和ケアを行っているクリニックの10周年の集いに参加した。末期や重篤な患者さんが自宅で生活をするための、こまやかな支援を続けている。明年はターミナルケア(終末期医療)の全国大会が、このクリニックを中心に行われるほど、信頼と評価が高い
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集いのメーンのプラグラムはピアノ演奏だった。インターネット回線で、演奏者の自宅と会場を結んだ。居間のピアノに向かう高齢女性の姿が、スクリーンに映った
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彼女はごみに埋もれて息も絶え絶えになっていた状態から、クリニックにつながった。認知症があり、家族も意思の疎通がしづらかった。ごみ出しから始まった支援。彼女は、支えられながら、生活と健康を立て直していった
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「昔、ピアノが得意だったんだ」。そのつぶやきをスタッフは聞き逃さなかった。「10周年記念行事でピアノを弾いてよ」。彼女に生きる張り合いができた。少女時代に練習したピアノ曲を、指が覚えていた。演奏は大成功。参加者に希望と勇気を送った。「私は、今、とてもしあわせ」が今の口癖という
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たとえ、今、どんな状態であれ、人には未来を開く無量の力がある。希望がある。それを見つけられるか。聞き取れるか。心のアンテナを磨きながら、支え合う私たちでありたい。(哉)
【聖教新聞:2015年11月4日(水)付】
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