和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(二十二)新・人間革命

2011年09月27日 07時01分15秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    福  光(二十二)

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 山本伸一は、県青年部長の奥津正に言った。


 「県長、県婦人部長と呼吸を合わせ、青年の力で新しい福島創価学会をつくっていくんだよ。


 また、壮年、婦人は、男子部、女子部、学生部が、伸び伸びと活躍できるように応援してください。今、どんなに、組織が発展しているように見えても、青年が育ち、さらに、高等部や中等部、少年・少女部が伸びていなければ、未来の興隆はありません。


 青年部は、学会の後継者です。後継者とは、学会を今以上に興隆、発展させていく使命を担っている人ということなんです。


 その使命を果たすために、青年部は、まず、信心への絶対の確信をつかんでほしい。それには、体験を積むことです。


 “祈り、戦って、自分は、こう悩みを克服した”“こう自分が変わった”という体験を幾つもつかです。


 さらに、教学です。“なぜ、日蓮大聖人の仏法が最高だといえるのか”“仏法の法理に照らして、どう生きるべきか”などを徹底して学んでいくことです。


 そして、師弟の絆を深め、良き同志との友情、連帯を強めていくことです。私は、牧口先生、戸田先生の殉教の精神と実践、その偉大な人格を知れば知るほど、仏法と学会への、確信を深めることができました。


 また、先輩幹部をはじめ、さまざまな同志の体験を聞くことも、自身の確信となっていくでしょう。善知識である創価の麗しき人の輪は、確信の源泉でもあるんです。


 青年部、しっかり頼むよ。未来は、君たちの腕にあるんだからね」


 県・圏の代表との懇談会は、青年への激励をもって終了した。


 伸一は、それから、会館の中をくまなく回り、戸締まりや各部屋の整理整頓の様子を点検した。大行事が行われ、祝賀のムードが漂っている時こそ、心に油断が生じがちになる。その時に魔が付け入り、事故が起こりかねないからだ。



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(聖教新聞・2011/9/27)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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