和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

かまくら/今日の俳句 ≪第.1657号≫

2015年01月19日 07時03分33秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月19日(月)>■



   ◆「阪神ルネサンスの日」勤行会 全犠牲者を追善 不屈の20年・新たな誓いの出発◆




【聖教新聞:2015年 1月18日付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/01/1216366_5055.html


 「阪神ルネサンスの日」勤行会が、阪神・淡路大震災から20年の17日、兵庫と大阪の4会場で行われ、震災で犠牲になった全ての方々を懇ろに追善した。

 池田大作名誉会長はメッセージを寄せ、関西家族の復興の歩みは「不撓不屈の軌跡」であるとたたえた。

 友は、さまざまな思いを胸に秘めて、この日を迎えた。

 神戸市中央区の兵庫池田文化会館には、池田洋子さん(地区婦人部長)が母の大杉房枝さんと孫の池田真美亜さんと参加した。

 震災で倒壊した阪神高速道路のすぐ側にあった母の自宅は全壊。父が犠牲に。がれきの中から助け出された母は、池田さんのもとへ身を寄せた。そこで本紙を目にするようになり、何があっても明るい笑顔で進む同志の姿に感銘して入会。「いろいろなことがありましたが、信心根本に乗り越えてこれました。娘に感謝です」

 池田さんは、中学2年の孫を見ながら言った。「普段は震災のことをあまり話さないんですが、きょうはひいおじいちゃんが亡くなった日やから、一緒に祈ろうと誘いました。この子は震災を経験してないけど、震災の教訓を生かし、苦難に負けない強い大人になってほしい。次の世代に伝えるためにも。震災の記憶を絶やさないためにも」

 孫の真美亜さんは、「私も、つらいことがあっても乗り越えていける自分になろうと思いました」と語った。

 神戸市長田区の長田文化会館には、20年の節目に初めて勤行会に駆けつけた友の姿も。北海道の石橋敏明さん(札幌・宝城北区副区長)。震災当時は、長田区の地区部長。町は燃え、被害の大きさにがくぜんとしたが、被災者のために不眠不休で動いた。「あの時、人のつながりが、どれほど大切かを痛感しました。友に希望を送った分、自分が強くなる――震災で学んだこの原点を実践します」。石橋さんは仕事で北海道に転勤したが、民生委員や町内会役員を10年以上続けている。

 西宮市で生まれ育った二十歳の江崎栄花さん(華陽リーダー)。

 震災当時は生後5カ月。地震が襲ったのは夜泣きをして母が授乳をしているさなかだった。震災の記憶はないが、多くの命を奪ったことを後に知る。命の尊さを実感した江崎さんは高校2年の時、東日本大震災の被災者へ希望を送ることをテーマに描いた作品が「こうべ市展」市長賞に。現在、芸術大学でデザインなどを学ぶ。「自身の描く作品を通し、命の尊さや世界平和を啓発していきたい」

 震災時、励ましの最前線で指揮を執った、大西副会長は言った。

 「私たち一人一人に『忘れたいこと』『忘れないこと』『忘れてはならないこと』があります。私たちが『忘れてはならないこと』――それは、この20年、池田先生・奥様はじめ、全国、全世界の同志の祈りと励ましに支えられて、きょうを迎えることができたことです。

 きょうは、新たなる20年へ、誓いの出発の日です」

      ◇ 

 兵庫池田文化会館の法要では、田中喜美江さんが20年の歩みを語った後、韮沢東北総合長が東北の被災地の思いを伝え、「神戸の復興が東北の希望」と強く語った。

 山内関西長は「励ましの絆を大きく広げ、新たな20年を開こう」と強調。広崎総兵庫長、勝本関西婦人部総合長があいさつした。

 長田文化会館の法要では、松本雅子さんが体験発表。中嶋総兵庫婦人部副総合長、西山関西総合長らが励ました。西宮市の西宮平和講堂の勤行会では、巽愛子さんの信仰体験に続き、森田真紀さんのピアノ演奏に合わせて松本雅美さんが独唱を披露。長田総兵庫婦人部総合長、西口副理事長が激励した。

 関西文化会館の法要では、岡本総大阪長と直里同婦人部長が希望のスクラムの拡大をと力説。藤原関西副総主事があいさつした。



     ※今日の俳句※


  かまくらを覗く手形を雪に押し
       原子公平


  燭足してかまくらに子らまだ遊ぶ
       橋本美代子


  煮炊き暖かにかまくらはワンルーム
       清水衣子



※ かまくら。
 秋田県南地方に伝わる小正月行事で、元来は左義長。有名な横手市のかまくらは水神信仰と結びついたもので、二月十五・十六日に行われる。
 小高く積んだ雪を踏み固め、中をくりぬいて造った雪室に水神を祀り、子供たちが火鉢で温めた甘酒を道行く人にふるまう。
 角館町に「火振りかまくら」は、雪の竈で燃やした薪の火を俵に移して振り回す。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月19日(月)付】

  
  家庭訪問・個人指導こそ

  友の躍進のパワーだ。

  「一」は「万」の母なり。

  縁する一人に励ましを!

  新たな人材を手作りで。


      2015年1月19日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月19日(月)付】

旅館の大浴場で、教え子を連れ銭湯に行った教師の話を思い出したらしい。「こどもだけではない。大人も銭湯の味を忘れようとしている」。外山滋比古さんが『頭の旅』(毎日新聞社)で嘆いている



確かに一人住まいのころ、よく近所の銭湯に通ったものだ。だが、ここ二十数年、遠ざかっている。銭湯は昨年、全国で3036軒。ピーク時の5分の1以下に。そんな銭湯で、新たな動きが始まっていると聞いた。外国人観光客を呼び込む戦略を展開しているのだ



東京都浴場組合は4ヶ国語で銭湯の歴史など記したパンフレット・SENTOをホームページに載せた。大阪では、銭湯の運営会社が人気漫画の主人公に扮した外国人による解説動画を投稿サイトに掲載。優良企業を表彰する米国スティービー賞のサービス部門金賞に輝いた



世界経済フォーラムが2年ごとに発表する「旅行・観光競争力ランキング」(2013年度版)によれば、日本は140の国・地域中14位と、過去最高位に。アジアではシンガポールに次ぐ順位だ。訪日外国人数も昨年、1300万人を超えた



20年に政府目標の訪日外国人2000万人を達成すれば、経済効果は4・1兆円にもなるという。「銭湯は日本の伝統文化」(SENTO)と位置付け売り出す時代である。業界に限らず、各地方も一層の工夫が必要だろう。(田)
                                               


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