和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」10月20日(木)

2011年10月20日 06時33分19秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/10/20(木)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 iPS細胞(体のあらゆる細胞に変わる万能細胞)の生成に世界で初めて成功した山中伸弥教授。ノーベル賞候補の呼び声高い教授が、研究者の道へ踏み出した最初の実験は“失敗”だった





大学院時代、犬を使い血圧調整の研究に着手。予測では“ある因子を投与すると血圧は下がらなくなる”はずが、見る見る急降下。仮説は外れた。しかし教授は落胆する代わりに、目の前の現象そのものに心を奪われた。研究の面白さに目覚め、虜になったという





ノーベル物理学賞の益川敏英名誉教授の言葉が示唆に富む。曰く“予想外の結果に落ち込んでいても、何も生まれない”(『「大発見」の思考法』文春新書)。人生の本質もそうだろう。人との出会い、自然や社会の変動――一寸先は分からない。想像を超えた事態に遭遇することも。“その時こそ、自身の真価が問われる”とは、創価学会伝統の指導だ





思い通りにいかない状況を嘆くか。敢然と挑むか。池田名誉会長は「何があってもへこたれず前へ前へ突き進んでいく。その究極の力こそ、『絶対勝利』の信心である」と教える





「浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり」(御書509頁)。わが人生の全権はわれにある。波瀾万丈を見下ろす気概で進みたい。

         (馨)



【「聖教新聞・2011/10/20」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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