和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2011年11月26日(土)

2011年11月26日 08時38分03秒 | 今日の俳句
「名字の言」・2011年11月26日(土)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 「情けは人の為ならず」との言葉がある。”情けをかけても、結局、相手のためにならない”という解釈は、もちろん間違い。本来は“人のために尽くせば、巡り巡って自分によい報いがある”との意味である



先月末、九州の中・高等部による体験主張大会を取材した。いじめを乗り越えた女子高等部員が登壇。一緒に祈り、折れそうになる心を支えてくれた家族、励ましてくれた同志に感謝し、彼女は語った。「私がそうされたように、友達一人一人を大切にしていきます」



日本にかつてあった、「恩送り」という言葉を思い出した。受けた恩を、さらに別の人に送る。そうして〝恩の連鎖〟を広げ、温かい社会をつくろうという考え方である。恩を受けた人に報いるのは人の道。加えて、励まされた人が、人を励ませる人に成長することが、真の「報恩の道」であろう



仏法では、他者に尽くす「菩薩道」の生き方を説く。その「心」を、池田名誉会長は「人の『生きる力』を引き出した分だけ、自分の『生きる力』も増していく」「『利他』と『自利』の一致です」と語る。友を、とりわけ前途ある青年世代を励ましたい。それはそのまま、自身の境涯を高め、社会を良くする道につながっている。
       2011・11・26
           (壱)



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おきてがみ

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