和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

キング博士/名字の言

2012年11月18日 14時45分21秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月18日(日)より転載】


      

(11/18)
 「ノーベル平和賞をもらう気持ちは、どんなものですか」。
1964年、受賞が決まると、米国の人権指導者・キング博士は、周囲から尋ねられた。
博士はシカゴの空港での出来事を思い返した



飛行機が離陸する直前、故障が見つかる。
窓の外を見ると、地上整備員たちが、作業を始めるのが見えた。
彼らの衣服は汚れており、体中、油まみれ。
その後、飛行機は無事に飛び立った



博士は考えた――。
整備員の名前は歴史に残ることはない。
だが、飛行機の安全を支えるのは彼らだ。
人権運動もまた、多くの無名の「高貴な人々」に支えられている。
平和賞の本当の受賞者は、こうした人々なのだ、と(『マーティン・ルーサー・キング自伝』日本基督教団出版局)



喝采を浴びなくとも、固い信念を持ち、黙々と行動する無名の人々こそ、時代を動かす「真の英雄」。
それが、三代の会長を中心に、庶民の手で平和の連帯を築いてきた、創価学会の歴史と確信である



「こういう人生を生きられて幸せです」。
青春時代の池田名誉会長の励ましを支えに生き抜いてきた婦人の一言が心に残る。
広布の使命を自覚し、貫くことの喜びを知った人ほど高貴な人はいない。
きょう11月18日は、報恩と誓願の学会創立記念日。
         (芯)


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜ 



 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿