和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

終戦記念日/今週のことば/健康

2011年08月15日 06時12分45秒 | 今日の俳句
終戦記念日/今週のことば/健康
No.647・2011年(平成23年)8月15日(月曜日)


∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪


■ 専売特許の日。
1885年8月14日に日本最初の専売特許が交付されたことに由来。
特許第1号は堀田瑞松が出願していた「堀田錆止塗料及其塗法」(錆止め塗料とその塗り方)であった。この他に第7号までが認定される。


∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪
o☆:*:.♪今朝の一句♪o☆:*:.。

 終戦日沖へ崩るる雲ばかり
      渡邉千枝子


 戦争が廊下の奥に立ってゐた
      渡辺 白泉


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  ※♪今週のことば♪※


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 人生は早い。


 無駄に過ごせない。


 一日一日を丁寧に!


 賢く堅実に


 偉大な自分をつくれ!


    ☆8月14日☆


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  ※…♪健康のページ♪…※


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※  多汗症の症状と治療


手のひら、脇 足の裏などに多量の発汗
       山本英博院長


 手のひらや脇、足の裏などに多量の汗をかく症状があれば、多汗症かもしれません。多汗症に詳しい、山本英博クリニックの山本院長に聞きました。



※  身体的な疾患


 多汗症は、手のひら、顔、頭部、脇、足の裏などに多量の発汗が見られる疾患です。病的なほど多量の発汗が多汗症です。


 通常、複数の部位に多汗が見られますが、全身にたくさんの汗をかく「汗かき体質」とは別のものです。


 また多汗症は「身体疾患」であり、「精神疾患」ではありません。緊張・不安などのストレスから汗が出る状態とは異なります。


 3~7歳くらいで発病することが多く、初めて病院を訪れるのは、小学生から成人が約3割、成人から30歳代が約5割です。病気の遺伝性も指摘されています。


 具体的な影響として、折り紙をする時に、汗で紙が手に付いたり、紙が破れてしまうことがあります。


 手をつなぐと、相手は「濡れている」と感じるため嫌がられることもあり、他人と接触する行為には苦手意識が生まれやすくなります。時には、いじめにつながる場合もあります。


 学業においては、答案用紙が汗で破れたり、濡れて鉛筆書きができなくなることがあります。体育では、手の汗ですべるため、鉄棒や球技への取り組みが難しくなります。


 日常生活でも、握手やパソコンのキーボードの扱い、紙幣やレシートの受け渡しなどに不便が伴います。


 さらに、医師、看護師、薬剤師、食品を扱う仕事など、手の多汗によって不都合が生じる職種もあります。


 病気自体があまり知られていないため、放置する人が多くいます。


※   特徴と重症度


 多汗症の特徴には、次の3点が挙げられます。


 第1に、子どもの時から症状があり、成人後も症状が続きます。

 第2に、汗が出る時と出ない時がある点です。常に発汗しているわけではありません。


 第3に、左右両側に、同時に発汗します。


 手のひらの多汗症については、ピーク時における発汗の程度で重症度が分類されています。


 〈グレード1〉手のひらが濡れる程度に発汗するが、こぶしを握っても汗は滴下しない


 〈グレード2〉こぶしを握ると汗が滴下する


 〈グレード3〉手のひらを開いていても汗が滴下する


     ◇


 手のひらで0・8ミリグラム/ヘイホウセンチメートル/分の汗が分泌されると、握手した時、相手は「濡れている」と感じます。このレベル(グレード1)以上の多汗の人は、全体の約2・5%いると言われています。こぶしを握ると汗が落ちるグレード2の人も、有病率は1・0%と推定され、決して珍しい病気ではありません。


治療法(1)
外用薬(塗り薬)
 治療法として、外用薬(塗り薬)と手術について述べます。


 外用薬で症状を抑えられる状態であれば、外用薬を用います。外用薬では症状が抑えられない、改善が見られないなどの場合は、手術を検討することになります。


 ケースによりますが、判断の目安は、グレード1であれば外用薬による治療を用い、グレード2以上なら手術を検討する、というのが一般的です。


 外用薬を使用する場合、患部に塩化アルミニウムの塗り薬を塗布します。


 発汗していないタイミングで手のひらに塗って処置することによって、多汗が改善できる場合があります。汗が出ている状態で外用薬を用いる場合は、効果が少なくなります。


 塩化アルミニウムを主成分とする外用薬は、医師の処方箋がなくても一般の薬局で購入が可能です。


治療法(2)


※  交感神経切除手術


 特に、手のひらの多汗症治療として多く行われているのが、胸腔鏡下胸部交感神経切除手術です。効果に即効性がある、完治が望める、手術時間が短く、手術の跡もほとんど残らないなどの長所があります。


 手術の効果は基本的に一生続きますが、副作用として、まれに他の部位から汗が出るようになることがあります。例えば、手のひらの発汗が止まった代わりに、背中や下半身などから汗が出るようになることがあるのです。


 これを代償性発汗といいますが、その対処については、医師との相談が必要です。


 通常、汗は、自律神経の一つである交感神経の活動によって誘導されます。


 胸部の交感神経のいくつかを切除すると、その領域の発汗が減弱します。どれを分断するかは、医師が診断します。


 手術は全身麻酔で、脇の下に2~3ミリの穴を開け、胸腔鏡(スコープ)を挿入して行います。


 手術時間は、私の病院の場合、特段の異常がなければ、約13分で終了します。長いところでも20~30分程度です。


 痛みは、術後1日余り続きますが、通常、翌日から職場や学校に復帰できます。激しい運動は、少しの間、控えましょう。


 この手術には保険が適用されます。費用は病院によって違いますが、日帰り手術を行う病院では約10万円、宿泊を伴う手術の場合は13~14万円程度です(高額医療費返還手続きの対象となります)。


 効果をきちんと確認しながら進めるため、片側ずつ手術することをお勧めします。2回目以降の手術にも保険がききます。


【「聖教新聞・2011/8/5」より転載】


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