それは昨日、9月9日のサッカーの練習の時の話だ。
いつものように、コウスケのトレーニングの迎えに行ったときのことだ。
いつものように、残りの十数分の練習を見ていたら、ある選手がもどかしそうに腕を三角巾でつっていた。
『ウン??あれは・・・?』
誰が・・・?
よく見ると、わがトップチームのエースストライカーではないか。
どうして・・・?いつ・・・?昨日はケガしてなかったのに・・・。
彼は我がトップチームの絶対的ストライカーで、会えば必ず挨拶をしてくれる選手だったので、、オヤジは少なからずショックを受けた。
それは、トップチームが大変重要なリーグ戦の終盤のヤマ場を迎えるからだ。
そのリーグ戦もあと4節を残すばかり。そんな時に彼が・・・・。
練習が終わってオヤジはその選手に話しかけた。
『どうした?』
『運動会の練習でちょっと。』
『それで・・・・ケガの具合は・・・?』
『ケガの具合は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
彼は、丁寧に応えてくれた。
『気をつけるんど!』
『ハイ』
オヤジはその選手と別れた。
そして・・・・
思わず、こう、口走りそうになってしまった。
『お前ひとりの体じゃないんだから・・・・・・・』
もちろん、オヤジは言葉を呑み込んだ。
表現は的確でなないだろうが、心境はその言葉のままだった。
軽症であって、次の試合にはピッチを走り回ってくれ!
『お前ひとりの体じゃないんだから・・・・・・・』
チームスポーツとはそんな責任感も負わされるものだ。
くれぐれも”大したことない”ケガであることを祈りたい。
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