以前にも記事にしたように、第66回国民体育大会(国体)が山口県で開催されました。今日、10月11日総合閉会式があり、国体は終了しました。
でも、まだ、暫く、練習場ジプシーが続きそうです。クラブのスケジュールを確認したら、10月度いっぱい、ホームグランドで練習が出来ないようです。
9月20日以降、ずっと、土のグランドで練習しています。
土のグランドといっても、ナイター設備は必須です。ですから、練習できることは、もの凄くありがたいのですが・・・・・・。
土のグランドは、”眼”にきます。土埃が眼に入り、眼が赤く充血します。
それから、ハードに練習するので、シューズが痛みます。
ボクは、グランド状態によって、シューズを履き替えます。
大きく分けて、①”芝(人工芝含む)&雨が降っていない”用のシューズと、②”土あるいは雨が降っている”用のシューズと、痛み具合から見て、③”どちらでもOK”のシューズです。ですから、②のシューズを使用することが多いのですが、スタッドの磨耗と、全体の痛みが早く、10月いっぱいまで持つかどうかはっきりしないほどです。③のシューズは少しサイズが小さくなり、かつ爪先部分の皮に穴が開きかけています。
地面が硬いので、足の疲労も溜まりますので、ケガを予防しなければなりません。
更に、ユニフォームやストッキングが泥だらけになり、洗濯の前にざっと手洗いも必要です。
『早く人口芝に戻りたい』ついつい、そう思います。
~~超久々におせっかいなオヤジのコメント~~
確かに、土のグランドは、環境的にマイナスの部分が多いと思う。
しかし、一つだけ、とても有意義なことがある。
それは、練習後の”トンボがけ=グランド整備”だ。自分たちが使って荒れたグランドを丁寧に整備する。グランドに対しての”畏敬の念”を顕す。今までのコウスケたちには無関係だったはずだ。
少し重たいトンボを引きずりながらグランド整備をすることで、自分たちがいかに恵まれた環境の中で練習させてもらっているかを感じることができるであろう。
更に、一生懸命グランド整備をする選手。あわよくばグランド整備をサボってやろうと努力(?)する選手。~そこの君だよ~ グランド整備の中でもコミュニケーションが取れる選手。コミュニケーションしようとしない選手。etc.
いろいろな選手の『アフタートレーニングキャラクター』が垣間見えて、実に興味深い。
これが結構、普段のゲームの中に出てきている。自分の好きなプレーしかしない選手。チームのためにプレーする選手。その日の出来にムラがある選手。集中を持続できる選手。
トンボがけは選手のプレーを象徴している。
1週間ばかり前の話・・・・・
コウスケは中学校の中間テストを控えていた。
コウスケはクラブチームに所属しているので、試験期間中も通常どおりの練習がある。更には、練習後、車の中で着替えてそのまま学習塾に通わなければならない日もある。夜10時すぎに帰宅し、遅い夕食の後、学校の課題や宿題もしなければならない時もある。
学校→サッカ-練習→学習塾→帰宅・入浴・食事→課題・宿題→やっと、就寝。
こんな感じかな。
そんな中間試験期間中のある休日。コウスケは試験勉強をしていたが、なんとなく乗り気がしない。多分、自分の中で、集中できなかったのであろう。
そして、コウスケは、「あ~~、気分転換!」と叫びながら、隣の部屋に行き、おもむろにピアノを弾き始めた。
彼は、今練習している2曲を2回ずつ演奏して、気分転換が図れたようで、試験勉強に戻った。
そんなコウスケを見て、オヤジはとても羨ましく思った。
「もしも、ピアノが弾けたなら」 きっと、気持ちがいいんだろうなぁ。