春の夢 ２

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




「　ふくちゃん、あれは正夢らったんらね」




「　そみたいれす　ぼく、そう言えばエステしてもらったれした。　シャンプーとカット・・」



「ほら、ネイルもお手入れ」



「顔まわりは少しらけね」







一日目の続きです

コーヒータイムの後、今度は以前から行きたかった京都国立博物館へ
ちょうど狩野派の特別展が開かれていたのでお母飯と一緒に（紅福父はう～んと前を歩いていたので）「ほぉ～～」「ふぉ～～」と言いながら鑑賞しました　とてもとても見応えがありましたよ　




この後・・・土地勘距離感がなくててくてくてくてくてくてくてくてくててくくててくく歩いて（歩いたことを後で悔やみましたが時すでに遅し）（お母飯、お疲れだったことでしょう　たくさん歩かせてごめんなさい　）

ようやく京都駅に到着　　お母飯とはここでお別れでした（お別れが辛かったです）　熟年カップルに長い時間付き合わせてしまって申し訳なかったのですが、私たちの方はお母飯のおかげでとても華やいだ楽しい時間を過ごすことができました　お母飯お忙しいのに私たちのために時間を割いて下さって本当にありがとうございました　　




二日目は地下鉄と嵐電を利用して仁和寺へ





前回もそうでしたが、嵐電楽し～～～～　

運転手さんがてきぱき働く様子を拝見するのがとても楽しかったですよ。　本当にこのお仕事が好きなんだろうな～、子供の頃から電車がお好きだったのねきっと～」と一人で空想の世界へ　　　　　　　　　前方から後方からの景色も見ていて飽きません


　ただ今妄想中　




仁和寺は御室さくらを期待して行ったのですが、残念　しっかり葉桜になっていました。紅福父が二日前にネットで得た情報では満開だったそう。桜は本当にぱっと咲いてぱっと散るんですね




でもその代わりにそれ以上に心を捕らえたのはもみじの若葉　もう、それはそれはうっとりするような綺麗な若葉でした　





モミジの花も可愛らしい


　季節は春から初夏に移り始めているのですね



御殿の庭園や襖絵も見事でした








　それともう一つ思いがけない出来事が。　　若い僧侶の方々が瓦を手に持ち何かお話なさっていたので・・・・
聞くと現在観音堂の修復工事が行われていてその屋根に瓦を奉納できるとのこと。　皆さん、思い思いに願い事を書いて納めていらっしゃいました。　瓦は７０年は持つとのこと。　お役に立てる上にお願い事も聞いて頂けて、ずっと残せるなんて有り難い！と即決断しました。一枚２０００円でしたよ。

　いざ書くとなると失敗が怖くて何度も内容を確認する紅福母　（最近漢字を忘れます）　


　　３年後に現在の修復工事は終了するとのこと。またその頃来られたら良いな～　


　今回も駆け足旅行でしたが、ずっとお会いしたかったお母飯さんともお会い出来たのが一番　他にもたくさん思い出を残すことができました　福太郎も無事にお泊まりできてほっとしています



さ　今日からまたやりくりがんばろ～～～っと