kosukeのきまぐれWORLD

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アイドル雑記帳 堀江美都子「EMOTION」

2008-03-03 21:30:34 | アイドル

堀江美都子「EMOTION」(1980)

最近、シンガーソングライターの藤田麻衣子さんにハマてるんですが、彼女の美しい歌声を聴いていると、いろんな美しい声の歌手が思い浮かんできてまして・・・そのうちの一人が、堀江美都子さんですね。

アニメソング歌手としては、今や“伝説の”と言っていいでしょう(いまだ現役で歌ってますから、伝説は進行形ですが)堀江美都子さん、愛称ミッチの、オリジナルファーストアルバムです。1980年というと、ミッチのデビューから10年を過ぎた頃、すでに「キャンディ・キャディ」などで、アニソンのトップシンガーに上りつめた頃でしょうか。

しかし、やはりアニソンの場合、作品やヒロインと歌がラップしてしまうところもあり、「歌手・ミッチ」が全面には出てきてなかったんだと思います。しかも、当時は今と違って、基本的にはアニメは子供向けでしたから、ミッチとしては、大人にも聴いてもらえる作品を作りたいという思いもあったに違いありません。なんてったって、あの、「奇跡の歌声」を持つミッチですからね。

そんな思いがあったかどうか、定かではありませんが、ともかく、純粋にポップスアルバムとして最初に作られたのが、この「EMOTION」です。私がミッチを意識したのは「走れ、ジョリィ」ですから、このアルバムはその少し前にリリースされてましたんで、後追いでしたね。次のアルバム「IMAGE」は、発売と同時に買いましたが。

まあ、作品はとやかく言う必要はないくらい、ステキな作品です。アニソンと違って、歌い方が大人っぽいです。ところどころに、聴かせどころを入れていて、きれいな高音あり、渋い部分ありで、カッコよく仕上がってます。それもこれも、ミッチの歌唱力のなせる技ではありますが。

曲としては、オーソドックスな70年代アイドルポップスという感じでしょうか。あの頃でいうなら、桜田淳子さんとか榊原郁恵ちゃんとというか、もっと遡って、天地真理さんとか浅丘めぐみさんとか、南沙織さんとかいうアイドルが思い浮かぶような曲とでも言いましょうか。だいたい、音が70年代っぽいんで、今聴くとすごく懐かしいですね。アイドルポップスが、せわしくなかった時代の香りとでも言いましょうか。

私、ミッチのアルバムはそれほど持っていないんですね。最近、オークションとか中古レコード屋で、ちょくちょく探してはいるんですが、なかなか探し物がなくて・・・ファンの皆さんは、やっぱり大事にしてるんでしょうね。ホッとしたいときには、これ以上ない歌声ですからね。

まだまだ現役でがんばってるミッチ、これからもステキな歌を聴かせてほしいものです。