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kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

八神純子「コッキーポップ・コレクションVol.3」後半

2007-05-01 00:17:49 | 八神純子
私事ですが、これが私の10本目の純子さん関連記事となります。
まだまだ、書きたいアイドルもいるのですが、純子さんだけは、繰り返し書きたくなってしまう私です。今後ともお付き合いいただければ幸いです。

今回は、後半部分についての感想書いてみます。
まずは9曲目の「I‘m A Woman」。野外ライブの映像です。気持ちよさそうに歌ってる純子さんです。ショートパンツ姿でキーボード弾いてますから、引いたカットでは、健康的なおみ足を拝めます(?)。後半のアップの映像で、まっすぐ正面を見て歌うお顔が凛々しい!最後の「どうもありがとう!」っていう挨拶が、かわいいです。
そのあとの2曲、「恋のマジックトリック」と「FOR YOU」は。生演奏・生歌唱シーンではなく、PV仕立てでした。実は、「恋のマジックトリック」は、生演奏・生歌唱シーンを期待していたものですから、ちょっと微妙な気分です。その代わりというわけでもないんですが、「FOR YOU」では、セーラー姿(ご覧になっていない方へ:くれぐれも、“セーラー服”ではありませんので、あしからず)で、なかなかアイドルチックなイメージカットで、これはかわいいから○ですね。しかも、この曲の歌い方は、いつもの純子節ではなく、ちょっとお嬢様歌い、というか、かわいらしい声の出し方してます。純子さんのかわいい面がよく出てる映像と歌です。
そんな、ほんわかした感じのところで次に「一年前の恋人」です。ここから先は、髪型が真ん中分になってます。あと衣装も、レースのフリル(というんでしょうか?)つきのブラウスなど着てて、大人っぽさの中にもかわいさを出してます。この曲はしっとりと恋を歌った曲で、情感こもってる感じの純子さんです。
次は「金曜の夜」。この曲は、アップテンポの部分とバラードの部分が同居してる、純子さんらしい曲です。後半で私(つまりカメラですね)を真正面に見つめて歌う部分に、ドキっとします。
引き続き、同じ衣装で歌う「二人だけ」。ただ、ここではヘアバンドをカチューシャ風につけていて、これがまたかわいい。この曲はムード歌謡風の映像で、直立で歌ってます。純子さん、幸せそうに歌ってます。誰かのことを思いながら歌っているかのようです。(気のせい?)
と、うっとりしてたら、いきなりホーンセクションの音が気持ちよく響いて「FLY AWAY」のスタート。純子さん、楽しそうに歌ってます。演奏もノッテます。高音部分がきれいないい曲です。時折入る真上からのカットもかっこいいです。
と、楽しんでいるうちに、ラストの「サマーインサマー」が始まります。この曲もキーボードなしで歌ってますが、ときどきからだを揺らしてリズムとりながら、ここでもやはり楽しそうに歌ってます。
という感じで、「サマーインサマー」の余韻を残しつつ、終了です。
全体としての感想は、また次の機会に書きたいと思いますが、やっぱ、純子さんって、ホント、いいですね。サヨナラ×3(と終わると、有名な映画評論家ですね。)

八神純子「コッキーポップコレクションVol.3」前半の部

2007-04-26 23:45:54 | 八神純子
八神純子「コッキーポップ・コレクションVol.3」前半の部

まずは、前半の、アルバム「Mr.メトロポリス」の映像版とも言える8曲について。
いきなり、何が始まったかと思いました。カラオケのバックに流れるような映像。しかし、そこに映っているのは純子さん。少なくとも、Vol.1,2は全て演奏&歌唱のシーンだったのが、いきなりイメージビデオのような、バックグラウンド映像のような、そんな始まりです。が、しかし、これはこれで、貴重な映像です。歌っていない純子さんの姿。ただ歩いていたり、電話していたり・・・ある意味、サービスショット(写真ではありませんが)とも言えるかもしれません。
最初から、今までとちがう雰囲気で入った後は、「小さな頃」で、子守唄を歌うような純子さん。幻想的な感じです。
短い「小さな頃」で一息ついたところで、「Deja Vu」でいつもの純子さんのパフォーマンスに戻り、ほっと一安心。この曲は名曲です。純子さんの曲の中ではカッコイイ系ですね。
さらに次の「ワンダフル・シティ」では、もう肩揺らし揺らしで、ノリノリの純子さん。♪Woo~とか♪消えていく~と伸ばすときの、口をすぼめたところが、またチャーミング!あれは、ちょっと映りを意識してますね、たぶん。
という感じで、観てる方も乗ってきたところで、「冬」をしっとりと歌う純子さん。銀色のブラウスなど着てます。カメラアングルが、演歌歌手モードです。このカメラワークは、純子さんをアイドルだと思っている人にはたまりません。左からのカットが切れたら右から、といった憎い映し方してます。
少し、落ち着いたところで、「サンディエゴ・サンセット」で、純子さんらしい純子さんに戻ります。この曲では、超アップの映像が、案外長く続きます。こりゃ、目の前で歌われてる気分です。正面を見て歌うシーンでは、まっすぐ見つめられてる感じで、少し照れますね。
てな感じで気分よくなったところで、再びバラードの「シルエット」。これも「冬」同様、キーボードなしで歌ってます。バラード同士だからでしょうか、カメラのカットも「冬」によく似てます。♪もう~あなたに帰らないわ~というところで目をつぶってるところが、色っぽい。
その色っぽさに酔ったところで、このアルバムの締めの曲「Another Day,Another Me」です。とても穏やかな表情で、リラックスしてる純子さんです。曲自体が、明日は楽しい日が待っている、みたいな曲ですから、聴いてる、いや観てる方も気持ちが弾んできます。それでもって、エンディングは、「チームJUNKO」という感じのコーラス隊(すみません、この方々のことはよく知りません・・・)の皆さんとの合唱です。この雰囲気がまた、なんとも言えず、あったかい感じでいいです。
ということで、前半の「Mr.メトロポリス」コーナー終了です。
なんか、ざっと流した感想でしたが、とにかく、見どころはたくさんです。
後半も楽しみです。


八神純子「コッキーポップコレクションVol.3」

2007-04-25 22:53:03 | 八神純子

とうとう、手元に来ました、Vol.3!
でも、もったいなくて、まだ見てません。
まず、見る前の感想を書いておきたくて・・・おバカです。

あらためて、曲目を見る。まず出だしから、3rdアルバム「Mr.メトロポリス」から8曲。これがほぼレコードの曲目順に出てきます。レコード聴いて、引き続きこのDVDを観る、なんておつな楽しみ方もできそうです。
その後は「I’m A Woman」~「恋のマジックトリック」のシングル曲が続きます。どちらもアップテンポの曲だけに、純子さんのノリノリのシーンが期待できそうです。
で、次の「For You」。これは、「恋のマジックトリック」のB面とはわかっているんですが、聴いたことがない曲です。どんな曲なんだろう?そんなワクワク感があって、楽しみな曲です。
その後、アルバム「夢見る頃を過ぎても」から4曲。実はこのアルバムは最近オークションで手に入れたもので、私が若き純子さんファンだった当時は聴いていない曲がほとんど。ある意味、未踏の地というところですから、これも楽しみです。
それでもって、締めはシングル曲「サマー・イン・サマー」。これは純子さんらしい曲(だと私は思ってます)ですから、締めにはもってこいではないでしょうか。

という全16曲。
これだけ入って、定価3000円。1曲あたり200円弱ですから、缶ビール1本分で、すばらしい歌と純子さんのお姿が観れるんですから、なんとお買い得なDVDでしょうか。まあ、この際、お買い得かどうかというのは、全く問題になりませんけどね。

ともかく、もうすぐこのDVDの映像が私の網膜に写され、それを視神経が信号に変え、脳に送るわけです。そして、私の脳内に快楽物質セロトニンが分泌され、私は幸せな気分に包まれる・・・まあそんなことになるのでしょうね。

なんか、もったいないんで、今日は1日寝かせて、明日じっくり堪能しようと思います。

八神純子 夜ヒットで「ラブ・シュープリーム」熱唱

2007-04-18 21:22:50 | 八神純子
今日、スカパーのフジテレビ721で放送された「夜のヒットスタジオ」の再放送で、八神純子さんの「ラブ・シュープリーム」が放送されました。
ちなみに、登場時の歌は郷ひろみの「セクシー・ユー」でした。この、ちょっとした余興でも、純子さんが歌うと、すごくいい曲に聞こえてしまいます。しかも、余興ですから、すごくリラックスしてて、楽しそうな表情で歌ってます。
この放送は、1983年3月28日放送分です。というと、アルバムで言うと「FULL MOON」が出る半年くらい前という時期ですね。
で、本番の「ラブ・シュープリーム」。
白い襟なしブラウスに、黒のパンツ。腰に赤の大き目のベルトといういでたちで、「カッコイイ!」。いつもながら、歌の世界に入り込んでる純子さんです。歌は当然すばらしい。伸びのある、美しい歌声を披露してくれてます。素敵です。見た目、ややふくよか(?)かなという感じですね。赤の丸いイヤリングがチャーミングです。
ここでは、スタンディングスタイルで歌ってます。確かに、このバラードは、ピアノ(キーボード)を弾きながらというよりは、じっくり歌う姿が似合いますね。
司会者とのやりとりを聞いていると、ちょうどアメリカでビューの前のようです。ビルボード誌に掲載された記事が紹介されたりしてます。
歌番組で生で歌う純子さんを見るのは、多分「パープルタウン」以来かもしれません。大人になった純子さん、何か貫禄のようなものさえ感じてしまった私です。
こういう映像が放送されるスカパー、ありがたい限りです。
またまたちなみに、ですが、純子さんを紹介してくれたのは、デビューしたての伊藤麻衣子ちゃん。「パープルタウン」を歌ってくれましたが、こちらはオリジナルとは全く違ったイメージですが、かわいさ全開という感じで、よかったです。
こう思うと、夜ヒットのこの登場シーンは、案外楽しめますね。

八神純子 「FULL MOON」

2007-04-13 23:33:30 | 八神純子


八神純子「FULL MOON」(1983)

純子さんの8枚目、オリジナルアルバムとしては7枚目のアルバムがこの「FULL MOON」です。と同時に、ディスコメイトレーベル(YAMAHA)から出した最後のアルバムでもあります。
レコード会社が変わるって、単に販売網とか販売戦略が変わるだけでしょ、って、イギリスニューウェイブ系ポップミュージックにハマるまでは思ってました。
でも、レコードのというのは、アーティストとレコード会社の共作という面があって、アーティスト側からすれば、より自分のやりたい作品を作るために、レコード会社を移籍するってことは、よりよい作品を作るための通過儀礼のようなものなんだ、と、いろんな音楽経験を経て、素人なりに理解しています。
で、この「FULL MOON」、確かに初期の純子さんからすると、音づくりがだいぶ違ってきてます。聴く側の勝手な解釈かもしれませんが、なんとなく、この後のMOONレーベルへの移行期なのかなあ、という感じのするアルバムです。いわば、フォークっぽさが薄れてきて、ビート感が強い曲が多くなってきたかなあ、というイメージかな。この感じはちょっと前のシングル「パープル・タウン」あたりから見えて来てて、このアルバムの「黄昏のBAY CITY」なんか、初期の3枚のアルバムにはなかった感じですしね。
たぶん、純子さんはアメリカに長期滞在したことで、曲づくりや音作りの方向性に関し、何かを掴んだんだと思います。それについて、良し悪しを議論することは無意味であって、純子さんがアーティストとしての殻をひとつ破ったと考えるべきなのかなあ、と思うんですね。
私の手元にあるMOONレーベルのアルバムは今のところ「ヤガマニア」だけなんですが、「FULL MOON」と「ヤガマニア」を続けて聴くと、何かが変わったなあと感じます。もちろん、私はYAMAHA時代もMOON時代もどっちも好きですけどね。
話がそれましたが、この「FULL MOON」の中で私が好きで、かつ、なんとなく異色だなあと思う曲が、「No!」という曲です。この曲は、はっきり言って、アイドル歌手に歌ってほしいような曲です。しかも、ちょっとボーイッシュなアイドル歌手、そうですね、思い浮かぶのは本田美奈子ちゃんとか、三原順子さん、荻野目洋子ちゃんあたりかな?
♪今はきかないで 恋人が居るかどうかなんて 白いTシャツが眩しい
♪ルールどおりの恋じゃいや 少しだけハラハラさせてほしい ひといきに走ってハイウェイ
なんていう歌詞だし、曲調もノリノリって感じですからね。純子さんっぽくないカナ?て思います。
純子さんは、たまにそういう曲を作って歌うんですよね。またいつか書こうと思いますが、宮崎美子さんに提供した「NO RETURN」なんかもそうですね。
こういう曲を自分で歌うのも、純子さん自身楽しんでたんだろうなあ、と私は思ってます。
と、まあ、「FULL MOON」についての感想とも言えませんが、コッキーポップコレクションのDVD Vol3のパッケージが「FULL MOON」のジャケット写真になった記念に、「FULL MOON」関連で思うことを書いてみました。
最後に、ジャケット写真、落ち着いたいでたちなのに、なんかエキゾチックな感じで、いいです。左手の薬指の真珠の指輪が、なんとなく意味深だなあ。

八神純子DVDコッキーポップ・コレクションVol2

2007-04-08 23:15:24 | 八神純子
DVD「コッキーポップ・コレクション八神純子Vol2」を見ています。
これには「想い出のスクリーン」「ポーラースター」「Mr.ブルー」「甘い生活」と4曲のシングル曲、アルバム「素顔の私」からの曲など全16曲の映像が収録されています。
しかし、純子さんの歌う姿には引き込まれてしまいます。特に、真正面からのショットで「バースデイソング」など歌われてしまうと・・・ドキドキものです。
どの曲もみんなすばらしいんですが、私の特に好きな曲である「ポーラースター」で、楽しそうに顔を上げて歌うところなんか、たまりません。また「ポーラースター」と「MR.ブルー」ではバックに星空を模していたりして(「Mr.ブルー」の方は星空に土星が出てたりします)、まんまといえばまんまなんですが、なかなかにいい雰囲気出してると思います。
このDVDは、映像的にもなかなか凝っていて、見方によるとアイドルのPV的と言えなくもなく、それも観ていて楽しいところでもあります。もちろん、純子さんの魅力あってのものですけどね。
「甘い生活」では、立って歌った後、エンディングで後ろ向きに歩いていったり、「漂流」では暗い部屋で途中歩きながら歌ったり(しかもこの曲の衣装は、肩を出したセクシーな衣装!)と、アイドル的というより、ムード歌謡的という曲も入ってます。
そんな、映像的な楽しさがある上に、純子さんの素敵な演奏と歌がついて、16曲で3300円、1曲あたり約200円というリーズナブルさ。(って、通販のセットものCDの宣伝文句みたいですが・・・。)
で、このシリーズ、もうすぐ、Vol3が発売されます。
宣伝ではありませんが、ファンのみならずとも、一家に1枚、リラックスしたい時や夜一杯やりながらなど、いろんなシチュエーションで楽しめるDVDです。
話は飛びますが、昔おニャン子クラブのCDで「家宝」というベスト版があったのですが、このDVDはまさしく「家宝」にしたい1枚(厳密にはVol3まで入れると3枚)です。

八神純子「素顔の私」

2007-03-29 22:47:44 | 八神純子
 
八神純子「素顔の私」(1979)

純子さん2枚目のアルバムである。
このアルバムの復刻版CDは、オークションでなにやらすごい値段がついているらしい。確かに、内容はすばらしいと思うから、どうしてもCDで欲しいという人の気持ちはわかる。早く、再復刻されればいいのだが・・・。
もちろん、私が持っているのはLPレコードである。でも、考えてみれば、リアルタイムではレコードしかなかったわけだし、中古レコードは案外安く出ているのに・・・と思うのだが、最近の人はレコードプレーヤーなど持ってないだろうから、やはりCDで、ということなのだろう。
私は、昔のアイドル(しかも、CD化されないB級も含め)の曲も好んで聴くもので、レコードプレーヤーは必須アイテムであり、このアルバムが聴けるという意味でも、これはかなり重宝しているのである。
まあ、そんな事情はともかく、このアルバムは私が買った初めてのアルバムレコード(つまり30センチ盤レコード)である。当時は、レコードは擦り切れるからと、テープに録って繰り返し聴いていたことを思い出す。しかし、あらためて「名盤」だなあと思う。最近の2枚組みベスト版などで、多くの曲がこのアルバムからも選曲されているが、ざっと見たところ、「揺れる気持ち」、「渚」、「DAWN」の3曲はベスト版の類には入っていないようである。
この3曲も捨てがたい曲なのだが、そもそも、単なる曲の羅列ではなくアルバム全体としての「流れ」みたいなものが感じられるところがいい。音源としてはネットでも入手可能なようであるが、実際のレコードにはA面とB面があり、その間には聞く側にとっては盤を裏返すという行為を伴う「間」がある。このアルバムは、その「間」すらも考えた流れになっている気がするのであり、このことからも、レコードで聴くのがこのアルバムのベストのリスニングスタイルであると、私は信じている。
ここには、「みずいろの雨」でブレイクした後の純子さんの、自身にあふれた音世界が広がっている。どの曲がいい、とかいうものではなく、すべてがいい、としか言いようがない。いつか、詳細についてまた書くときが来ると思う。
ちなみに、ジャケット写真は、トレーナーにジーンズという、比較的ラフなスタイルの純子さんである。ちょっと遠くを見つめる視線が、なんともいえずセクシーである。レコード賛美がくどいようだが、このジャケット写真を30センチ四方のサイズで見れるというのも、レコードならではの良さである。
今夜は、「素顔の私」に乾杯!

八神純子「想い出のスクリーン」

2007-03-23 22:00:27 | 八神純子


八神純子「想い出のスクリーン」(1979)
(写真は「ポプコン マイ・リコメンド 八神純子ポップ・ヒッツ」)

私が純子さんに出会ってから2曲目の曲がこの「想い出のスクリーン」である。
「みずいろの雨」のフィーバーから、新曲を持ち望んでいた当時を思い出す。
どちらかというと、声は控えめな感じである。「みずいろの雨」のハイトーンボイスのインパクトが強かっただけに、この曲は“渋い”感じさえする。
その代わり、
♪赤く~ 赤く~ ああ 燃える炎に~
♪あなたの横顔が浮かんで消えた~
とか
♪目を閉じればいつか 想い出のスクリーン~
とか
♪愛しているのなら~ 愛していると~ 言葉にすればよかった~
っていうあたりの「~」の部分が、すごく「色っぽい!」。
当時まだ21歳だった純子さんであるが、この色っぽさは、特筆すべきものがある。
今、手元にレコードジャケットがないのだが、ジャケットの写真も色っぽかった。全体にベールがかかったような写真で、物想いにふける純子さんという感じ。なるほど、「想い出のスクリーン」のイメージである。
当時、TVのベストテン番組の常連となっていた純子さん。歌っているときはオーラムンムンなのに、ひとたび地の会話になると、すごくお茶目だったことを思い出す。
そういうところが、当時の「ザ・ベストテン」で「お嫁さんにしたい歌手№1」になった所以でもあるのであろう。
この、「マイリコメンド 八神純子 ポップ・ヒッツ」というCDは、2006年発売である。純子さんが音楽シーンの第一線に出てこなくなって、相当経つのに、まだまだこうして昔の曲も含め、作品がリリースされているのである。ショップによっては、いわゆる「懐メロ」コーナーにあったりするのだが、いやいやどうして、もし、今、当時のままの彼女が音楽シーンに現れたとしたら、そりゃもう大騒ぎだと思うのである。
こんなに「歌で惹きつける女性アーチスト」って、なかなかいないと思うのであるが・・・。
今夜は、「想い出のスクリーン」に乾杯!
(すでに、かなり飲んでいるkosukeであるが)


八神純子「LOVE IS GOLD」

2007-03-18 23:41:15 | 八神純子


八神純子「LOVE IS GOLD」(1989)

今、最近ネットオークションで手に入れた「LOVE IS GOLD」を聴きながら書いているのだが、全体的に、音の雰囲気がなんとも“西海岸”である。パーカッションやサックを効果的に使っているからであろうか、R&B風にも聞こえたりする。
ヴォーカルはやや抑え目であるが、歌に艶があるように思えるのは、当時彼女が30代になっていたのと、関係はあるのかもしれない。
聴いていると、心が穏やかになる感じがする。歌詞の中身は案外シリアスだったりするのであるが、歌い方に優しさを感じるというか、包みこまれる感じがする。
まあ、純子さんの歌にはそういう感じを抱くことは多いのだが、このアルバムを聴いていると、とてもリラックスした気分になるのである。
80年代の終わりというと、私にとってはそれまでしばらく狂っていたおニャン子クラブも解散し、その間に好きになったニューウェイブ系ポピュラー音楽にはまっていった時期であった。したがって、純子さんの曲を聴くことはなかったのだが、あのころ純子さんの音楽に再会していれば・・・。と後悔しても始まらないのだが、今、当時の曲をこうして聴けるだけでも十分幸せである。
ちょうど今、「ANOTHER PAGE」が流れているのだが、
♪外国で暮らすことも 今は少し慣れた
♪新しいメロディーを口ずさみながら 開く次のページ
なるほど、この心境から生まれたアルバムだから、こんなにも優しく聴こえるのかな。
今夜も、純子さんに感謝!そして「LOVE IS GOLD」に乾杯!

八神純子熱再び

2007-03-16 23:18:32 | 八神純子


八神純子「JUNKO YAGAMI 2CD BEST 1978-1983」

転勤で名古屋へ来て、ぶらっと寄ったCDショップで、このCDを見つけたことが、私にとっての新たな八神純子シーンの始まりであった。私は就職後、長崎→東京→名古屋と会社の独身寮を転々としたこともあり、持っていたレコードのコレクションのうちの多くは、福岡の実家に置いたままであったのだが、長年実家を離れていたことから、私の私物の行方はわからなくなったものも多く、八神純子さんの初期のレコードも、その中に含まれていた。
デビュー15年記念のシングルコレクション(1993発売)は持っていたのだが、これはシングル曲中心であり、これはこれでよいのだが、私が純子さんに熱かった時代のもっと多くの曲のが聴けないものかなあ、と常々思っていたところに、このCDを見つけたのである。
このCDは、「思い出は美しすぎて」から7曲、「素顔の私」から7曲、「Mr.メトロポリス」から6曲が選ばれており、初期八神純子さんのかなりの曲が含まれている、なんともありがたいCDである。特に、アルバム収録曲の中でも好きだった「夜間飛行」、「明日に向かって行け」、「バースデイソング」、「Deja Vu」といった曲が聴けて、感動ものであった。
しかし、そんな中、ひょんなことから自分でブログを始めてみて、他の純子さんファンの方のブログやHPを見ていたら、実は私が聴いていなかった時代の純子さんの作品の中にも素晴らしいものたくさんあると知り、このところ、オークションやらアマゾンやら中古盤屋やらを駆使して、集めて聴いているところである。そんな日々を送りながら、今になってあらためて純子さんの音楽の奥の深さを感じているところである。
で、今でも純子さんに熱い方がたくさんいるということを知り、私も、純子さんを応援する一人として、純子さんの素晴らしさを広めて行きたいと思っているところである。
そしていつの日か、純子さんが再びステージに立ってくれる日を夢見ていたいと思う。