
その時歴史が動いた・・・石原さとみちゃん1日高崎駅長レポート中編(初めてさとみちゃんに会うの巻)
さあ皆さん、今日のその時がきました。
白いジャケットに白いスカート駅長風の制服に、ピンクのリボン、赤いラインの入った白い帽子をかぶったさとみちゃんが登場!
これをかわいいと言わずして、なにをかわいいと言おうか。笑顔で登場したさとみちゃん・・・これが、私にとって、初の生さとみちゃんでした。感謝感激雨あられ!
そのとき、既にホーム上にはすごい人だかりが幾重にも連なっていて、騒然となりました。
私はというと、会場設営をじっと見守り、ロープが張られるとすぐポジションをとったおかげで、なんと最前列を確保しており、がぜんやる気が出てました。当然、愛用のソニーα100を持参してましたから、これはいい写真撮れるかも・・・。
しかし、しかしです。
あろうことか、我々の前にたちはだかったのは、さとみちゃんの関係者と思しき方がたと警備員さんたち。
まるで、我々ファンの視界をさえぎるために来たのかと言いたくなるような位置取りをされ、周囲からは、しゃがんでくださいなどとお願いする声もあったのに、全く無視。
当然、私も含め、写真を撮りたい人たちは限られたスペースに殺到!ファインダーなど覗いておられず、すかさず、サブ機のキャノンIXYデジタル800ISを取り出し、隙間に差出し片手撮影開始。そこは戦場と化してました。
そんな時、私の後ろにいた高校生くらいの少年が、カメラを差し出し、「すみません、撮っていただけますか!」と叫びました。完全に冷静さを失っていた私は、そのカメラをもぎ取り、自分がとったのと同じくらいの枚数の写真を撮影。しばらくすると、その少年が「もういいですよ」と言うので、カメラを返した私は、さらに、撮影を続けるも、どうしても前が開かない。
その間、約20分程度だったでしょうか。さとみちゃんは、「発車!」と言ってSLを見送った後、警備員に囲まれホームを去りました。
集中の糸が途切れたと同時に、納得いく写真は撮れなかったなあ・・・と力なく歩き始めたとき、さっきの少年が「ありがとうございました」と声かけてくれました。
私は「もみくちゃだったんで、まともな写真撮れてないと思う、ごめん」と言ったところ、彼は「うしろから見てて、なかなかいいカットありましたよ」と言ってくれました。
もしかすると、私のよりいい写真が彼の元に行ったのかもしれません。でもそれは時の運。ただ、そんな交流が、少しだけ、ぎすぎすした気持ちを癒してくれた気もします。
結果はどうあれ、その日の彼の思い出作りの役には立てたのかな、と。そう思うと、いい写真が撮れなかった無念さも、少しだけ、すがすがしい気持ちに変わったような気がします。
そんな、いろんなことが詰まった、生さとみちゃんイベント第1幕でした。
でも、あとで確認したら、数は少ないながらも、添付したような、まあまあいい写真撮れてました。
また、長くなりましたので、この先は後編に続きます。