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kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

感動の#5ラリー・ジャパン!Vol.1

2008-11-07 22:48:45 | WRC
ああ、ついに今年のラリー・ジャパンも終わってしまいました・・・。そして、おそらく来年はないのだろうな・・・そんな、一抹の寂しさを感じるフィニッシュでした。札幌ドームの観客席から見送る、フィニッシュゲートをくぐる選手たち・・・その距離のもどかしさが、さらに郷愁を誘いました。

でも、今年もいろんなことが起こって、満足のいくRJでした!ということで、思い出を整理する意味で、あれこれ書いてみます。

まずいはDAY1。中部国際空港から朝イチの札幌行きの飛行機でいざ、戦いの場へ。千歳空港には昼前について、まずはユーパロへ。帯広開催の時には考えられなかった、金曜日のSS観戦。幸先よいスタートかと思いきや・・・いや、悪くはなかったですが、観戦ポイントとしては?な感じもあり、なんとなく欲求不満な観戦でした。しかも、WRカーが終わったところで雨が降り始め、早々に札幌ドームのサービスへ向かうことに。しかし、結局サービスについてからもかなりの雨に降られました。でもまあ、雨は去年経験済み。想定の範囲内ですね。

今年は無料開放ということで、人出が多いんじゃないかと気になったんですが、さすがに雨の中、サービスに張り付く人はそれほどでもなく、特にお目当てのPWRC側はほとんどノーマーク。ということで、まずは、昨年もサインをもらった、ユホ・ハンニネンのサービス前へ・・・すると、女のコが一人、じっとユホのサービス前に張り付いてました。私は、ユホのサービスの反対側の車検場への出入りをにらみつつ、ユホを待っていたんですが・・・で、ユホがサービスへ戻ってきたんで、彼女と二人並んだ形でユホの動向を追っていたところ、サービス精神旺盛で、気のいいフライング・フィンのユホは、雨の中出てきてくれました。まずは、その彼女がチョコレートをプレゼント。そして横にいた私が、「明日もいいラリーを!」と声かけて握手&サインゲット!その時、横にいた彼女が、「写真撮ってください!」私に携帯を渡し、フェンスをはさんでユホと二人で並ぶではないですか。そうして撮ってあげた写真は、照明を正面から受けていて、完全にぼけてしまいました。そのことを謝ると、「写真より、こういうシチュエーションになれたことがうれしいんです!」と、めちゃ喜んでくれたんで、まあ、私もちょっと役にたてたのかなあ・・・。としばらくユホのサービス前で休憩してました。その彼女も、ユホが去って行ったあとも、ずっと動かずいたんで、「ユホのこと、大好きなんですね」などと声をかけてしまいました。すると、めちゃうれしそうに「大好きです!」と言うんですが、その時、なんとなく去年のシーンが浮かんできて・・・確か、去年も雨のDAY1の夜のサービスに、女のコが一人、ずーっとユホ待ちしてたなあ・・・で、なんとなく、その背格好が似ている・・・と思って「去年も雨の中の初日のサービスでユホを待ってましたよね」と言ったら・・・なんと、その通りでした。「なんとなく覚えてますよ・・・」とか言いながら、しばし、好きなドライバーとかについておしゃべりしてました。しばらくして、相棒のジョンブルさんが来たので、彼女とはそれでお別れで、それ以上特になにもなかったんですが・・・でも、1年越しで同じ人と同じ場所で出会うなんて、RJの神様も、おつなことやってくれるものです。

その後、私はユホの隣のノルウェーの新鋭、アイビンド・ブルニルドセンを待っていたんですが、さすがに雨の中出てきてはくれず、次にもう一人お気に入りのドライバー、アルミンド・アラウージョのところへ行ったものの、こちらも不発に終わり、結局、ユホのサインだけもらって、初日のサービス終了となりました。

そんなDAY1だったわけですが、結局、ユホと、ユホファンの女の子との一幕だけが記憶に焼きつけられた感じですね。再来年、ユホが参戦してきたとき、また彼女た会うことになるのでしょうか・・・いずれにしろ、私は、ユホ・ハンニネンというドライバーに期待していますから、来ればかならず、追っかけるつもりです。

以上、今回はDAY1の出来事について書いてみました。続きはおってまた。

今日からはラリー・ジャパンモード全開!

2008-10-27 21:24:29 | WRC
最近、ネット上で知り合った方から、ブログ名の由来を尋ねられました。その時、とても答えに苦しみました・・・だって、「WRC・・・」となってるのに、中身はほとんどオタク的アイドルネタですもんね・・・(苦笑)。

でも、やっぱりこの時期になると、初心に帰ります。だって、今週末はラリー・ジャパン開催ですから!初開催の2004年を除いて、その後3年連続で参戦しているラリー・ジャパン。確かに、相対的に私の中で締める比率は下がってるかもしれませんが、年初の段階で既に年間スケジュールに組み込まれている大イベントであることには違いありません。普段、”旅行”なるものをすることがほとんどない私が、北海道まで行って参戦するイベントですからね。

私のラリー・ジャパンには、ジョンブルさんという、無二のパートナーがいるんですが、これまで3年間、二人でいろいろ考えながら、いろんなパターンの参戦スタイルをとってきましたが、今回は会場が道央になるということで、手探りの参戦となります。まあ、その分、コースはすべて初体験になるわけで、新鮮度は超アップしますよね。

個人的に、1つだけ、非常に残念なのは、ドライバーズタイトルが、ほぼローブの手中にあるということ。せめて、ここでの結果次第で、逆転可能(候補はヒルボネンですが・・・)っていうシチューションなら、盛り上がりもひとしおなんでしょうが・・・。ここでは、ローブは安全運転でポディウムでも確保できれば、断然有利になりますからねえ。どこまで本気のバトルをやってくれるだろうか・・・そんな打算も入ってしまいます。

でも、ラリーのいいところは、レースではなくて、個々のドライバーやチームのトータルパフォーマンスが観れるところです。各マシンのドライバーとコ・ドライバーのパフォーマンスを堪能できますし、サービスも含めたチームのパフォーマンスも目の当たりにできますからね。しかも、今回はPWRCも開催されますから、時代を担う若手ドライバーとの交流もできますしね。

私は、WRCに魅せられて、自らインプレッサSTIを買ってしまったような、単純な男ですが、あの、大地に食いつくように疾走するマシンの走りを、その音と臭い込みで体感したときの、あのなんとも言えない感覚は、比較しちゃいけないかもしれませんが、私の大好きな藤田麻衣子ちゃんの生歌を聴くのにひけをとらないくらい、私を別世界に誘ってくれるんですよね。

今年も、そんな感覚を味わいたいがために、いざ、北海道へ出陣します!

ラリー・ジャパン万歳!

p.s.
そんな、WRCに魅せられたオヤジでさえ、引き込まれてしまう、藤田麻衣子ちゃん(名古屋出身で24歳のシンガーソングライター)の歌ってどんなもんよ?という方がおられたら、以下のサイトで試聴してみては?

http://www.musicwebrecords.com/artist/fujitamaiko.html

WRCシーズン山場・・・ラリー・スペインそしてラリー・ジャパンへ

2008-10-05 20:08:56 | WRC
ラリー・スペイン、現在DAY3走行中ですが、まあ、やっぱりか!という状況ですねえ。ローブ、ソルドのワンツー体制。ターマック戦ではお約束になりつつある姿とも言えますが。

セカンドドライバーにデュバルをい起用したフォード。しかし、そのデュバルが3位に食いつくのが精一杯。エースヒルボネンは4位と、やはりターマックじゃこうなのかな?と面白みのない戦いになってます。
もちろん、ローブファン&シトロエンファンにとっては、笑いが止まらない展開でしょうけどね。

まあ、スペインはこんなもんでしょうが、今月から来月にかけては、スペイン→フランス→ジャパンと、4週え3戦という、過密スケジュール。まさにWRCmonthという、10月です!しかも、ラリー・ジャパンまでもう1か月を切ってます!否応なしに気分も高まってくるというものです。

去年と違って、すでに年間チャンピオン争いはローブに余裕あり。昨年、グロンホルムと、一戦ごとに息詰まる戦いを演じていたのとは、状況は大いに違いますが、こうなったら、ジャパンはジャパンで、一発、意外性を発揮してほしい日本勢です。

私は、自らインプレッサSTIを駆るドライバーですから、スバルへの期待は大きいです。しかし、今年はのスバルにはあまり期待もしていません。敢えて言うなら、ホームのラリーで、ファンを沸かせる走りをしてほしいということでしょうか。ともかく、結果にこだわらなくていから、ああだこうだ言わず、ファンをうならせる走りを魅せてくれ!

しかしながら、今年は昨年までと一味違うRJなんですね。それというのも、真の意味でのオールジャパンチーム、スズキが参戦してるんですから。
正直言って、今の私の気持ちの中では、スバルは定位置を押さえられれば恩の字かと思ってますが、スズキには一発、スペシャルな走りを魅せてほしいと思ってます。フル参戦初年度の今年、見方によって評価はまちまちでしょうが、私はよくやってると思ってます。そんな中で迎えるホームでの戦い。ここは一番、気合,の走りをみせてほしいものです。特に、ガルデマイスターは、現時点ではミツビシワークスの最後のドライバー。そういう意味でもトニ&スズキの一発を期待したいですね。

RJまで1月弱。ぼちぼち、いろいろ準備しなきゃいかん時期に入ってきました。
とともに、ワクワク感も上昇してきた今日この頃です。

ラリー・ドイツ・・・やっぱりねえ

2008-08-17 11:55:29 | WRC
WRCネタを書くのは超久しぶりになってしまいました。
どうも、今年はローブ圧勝の雰囲気なもんで、アンチ・ローブの私としては、ここしばらくテンション下がってましたから・・・。

とはいえ、後半戦に入り、ラリー・ジャパンのチケット発売も始ったところで、なんとかWRC参戦モードに入らなきゃ、と一筆書いてみます。

が、ドイツはターマック!そりゃシトロエンの二人のためにあるようなラリーでしょう。DAY2終わってワンツー態勢確立です。

あとは1分遅れてフォードの二人・・・と言っても3位を行くのはフォードはフォードでもデュバル!彼もターマックのスペシャリストですからねえ。で、僅差でヒルボネンが続き、ここまででソルドから1分遅れ。トラブルがなければ挽回は厳しいところでしょう。

そのあと、5位6位がペターとクリス。まあ、このあたりが今のスバルの指定席の感があります。たまに、クリスが上位のトラブルのおかげでポディウムに上がることはあってもね。しかし、ターマックに弱い二人だし、ニューインプレッサにとては初のターマック。このままポイント取りつつ、データ取って今後のターマックイベントにつなげてほしいものです。

とまあ、こんなラリードイツの現状です。

そして、ラリージャパンまであと2か月半!今年は全く新しいイベントとなりますから、ワクワク感があります。そのかわり、作戦がたてづらいという面もありますが・・・。

ともかく、秋はラリーの季節(と勝手に決めてますが)。徐々に気分を盛り上げていきましょう!

嗚呼SUBARU!2-3フィニッシュはあるのか?

2008-03-30 22:23:35 | WRC
ラリー・アルゼンティーナはDAY2を終わって、なんとペター2位、るリス3位と、2003年のGB以来の二人ポディウム目前!
フォード勢にトラブル多発の恩恵があったとはいえ、DAY2ではペターがトップタイムを連発(まあ、これもローブがそこそこ抑えて走ってるだろうから、若干の割引は必要でしょうが・・・。)

前回のダブルポディウムは、ペターとマキネン。つまり、ペター-ヒルボネン、ペター-アトキンソンの体制では初の快挙!
引退が秒読みに入っているGDB型インプとしては、優勝は難しいにしろ、優勝に次ぐ好成績となるわけで、なんともうれしいこと・・・。

と書いてはみたのですが、なんとDAY3の速報を見てみると、SS19でペターのタイムが出てません。ま・ま・まさか・・・

ともかく、何かの間違いでなければ、ペターに何かあったとしか思えません。DAY3のSSは3つ。トップは1分以上前だし、ペターとクリスの差も1分近く。もう、無理せず普通に走ればいいのに・・・まあ、そんな状況でも全力で走るのがペターという男の魅力でもあるわけで・・・

まあ、ともかく、状況がはっきりするのを待ちましょう。

それにしても、クリスの安定感は、いったいどうしたんでしょう?もしかしたら、ホンモノかもしれませんよ!このまま、クリスが安定してポディウムをゲットしていき、ペターのポイントが伸びないということになれば、来シーズンは№1ドライバーの交代劇なんてことも・・・まあ、来年の話は早すぎますか。
今年は、新型インプも投入されるわけだし、クリスの安定感、ペターの爆発力とうまくマッチすれば、今年中には、ポディウムの頂点!なんてこともありえるような気がしてきました。それが、ラリー・ジャパンだったりすれば、そりゃあもう大騒ぎでしょう。

アルゼンチンの結果は気になりますが、スバルに光が見えてきたことだけは確かかもしれません。

嗚呼SUBARUよ!

ラリーメキシコ DAY2

2008-03-02 22:14:45 | WRC
久しぶりに、WRCを注目してみましょう。

現在、ラリーメキシコ開催中です。
そろそろ、DAY3がスタートする頃ですが、DAY2までを見てみると・・・。

いろいろあった挙句、結局はローブがトップで、2位に1分以上の差。こういう展開はまさにローブの勝ちパターン。まあ、マシントラブルがなければ、このまま行ってしまうでしょう。

しかし、今回のサプライズは、2位が、ヒルボネンでもラトバラでもなく、スバルのアトキンソンだということ!今んとこ、3位のラトバラに1分以上の差ですから、こちらも何かなければ2位確保か。クリスの2位ってあったっけ・・・?たぶんなかった気がする。
モンテでも3位ポディウムフィニッシュ。ここで2位となると、俄然スバル勢としては、ことしはアトキンソンに期待!なんて空気にもなってきます。
これまでも、時折速さは見せながらも、安定感を欠き、いいとこでリタイヤなんてのが目立ったアトキンソンですが、どうやら、コツをつかんだのかもしれません。
元チャンピオンのペター・ソルベルグが、今ひとつ乗り切れないここ数年、若いアトキンソンが着々と力をつけてきたいうことでしょう。
しかし、まだ、彼に”ストップ・ザ・ローブ”を期待するのは無理というもの。でも、1回でいいから、ローブをギャフンと言わせるようなことがあれば、来年は・・・って、まだ早すぎますな。

あと、今回残念だったのはスズキ勢が2台ともリタイヤしたこと。まあ、メキシコのグラベルはやはり厳しかったか・・・。

ともかく、メキシコはあと1日。
注目は、アトキンソンの2位キープなるか、でしょう。

スウェディッシュ・ラリー終了!

2008-02-11 23:22:30 | WRC
ここんとこ、頭の中が市川由衣ちゃんだらけで、このブログも由衣ちゃん一色って感じだったんですが、別に応援用ブログを立ち上げましたから、ここでは、少し落ち着いてWRC記事も書けると思います。

ということで第2戦、スウェディッシュ・ラリー。

初戦のモンテでは、マイスター、ローブの圧勝で、全然盛り上がりに欠けましたが、やはり、スノーラリーには悪魔が棲んでました!
絶対王者ローブは、初日でクラッシュ。昨年もここではミスして順位を落とさなかったっけ?さすがに雪の上では彼のグリップ走行も効かないということですか?

でもって、勝ったのはBPフォードのラトバラ。さすがフィンランド人!雪には強い!ラトバラのスピードは抜群ですからね。当たれば強い!でも、はずす確率も高いのがいままでの彼だったんですが、フォードワークスに来て変身するのかどうか、今後に注目です。
2位はラトバラのチームメイト、ヒルボネン。さすがの安定感ですねえ。1発の速さはもうひとつ欠けるところですが、サーフェスを問わず安定してますから、どこかで爆発すれば、打倒ローブの1番手でしょうが・・・。
3位はなんと、2浪(?)のガリ!ペター・ソルベルグを抑えての表彰台、やはり実力はありますねえ。マシンもいいしね。(そりゃ、インプよりフォーカスの方が上なのは当たり前の事実ですが・・・。)

ペターは4位。まあ、前半戦はガマンでしょう。それでも、きっちりポイント取ってますから、あとは新車待ちか?

スズキのガルデマイスターが7位と大健闘!マシンの成熟度はまだまだかもしれませんが、さすが地元ラリー。彼は雪上は強いです。去年もスポット参戦でかつ、05年型ランサーというボロ車!で6位に入ってますからね。なんだかんだ、スズキもがんばってますよ。なんと言ってもチームの国籍はJPNですからね。スズキががんばるなら、インプをSX4に買い替えても・・・はないけどね。

今回はPWRCも開催。
ユホ・ハンニネンが総合8位でPWRC優勝!完走すれば、結果はついてくる男です。去年RJでサインもらったし、期待してます。
新井さんは6位。まあ、彼は安定感が持ち味。出たラリーでポイントさえ取ってれば、今年も優勝争いでしょう。ガンバレ、ニッポン、アライ。
アラウージョが7位。RJで陽気なところを魅せてくれたアルミンド。彼もPWRCでは実力者ですから。

今回は私の応援するマーク・ヒギンズはパスしたようですね。彼はグラベルが得意ですから、無理にスノーラリーを走る必要はないでしょう。今年も私は、誕生日が同じ(年は違うが)のヒギンズを応援します。

ともかく、ローブが突っ走ってしまっては全く面白くない(しかも私はアンチ・ローブですから)WRCですが、ここで1つ取りこぼしたことで、少しだけ面白くなってきました。次のメキシコはグラベル。ペターあたりに1発期待したいですねえ。

ラリージャパン紀行(その5)

2007-11-22 23:11:49 | WRC
パソコンの故障などもあり、前回からだいぶたってしましました。

レグ3のフィニッシュ前後あたりからのお話ですね。

ポディウムフィニッフュを待っている間に、まずひとつの事件がおこりました。
レグ1で早々にリタイヤしてしまった、ポイントリーダーのマーカス・グロンホルムが、マスコミの取材で、フィニッシュロード横のサービス裏に出てきたのです。その時のファンの殺気といったら、すごいものでした。私はカメラマン根性が出て、人ごみの間からシャッターチャンスを狙っていました。すると、サインをしていたマーカスが、途中でサインをやめて、「おれはサインなんかしてる気分じゃないんだ・・・」という気持ちを表すような、このポーズ・・・。


まあ、そりゃあそうでしょう。ローブに差をつけたかったRJでのリタイヤですからねえ・・・。でも、結果的に、ローブもリタイヤで、ポイントリーダーのまま終えることはできたんですがね。

まあ、そんな騒動を尻目に、わが相棒ジョンブルさんは、先回りしてフォードのサービス前へ。そして、マーカスのサインもゲットしております。恐るべきコ・ドラです!どうやら、そこでも秘策を使った模様。この秘策、絶対言うなと言われているので、ここでは明かせませんが、効果は絶大だと思い知りました。

そんな騒動も終わり、最終のスーパーSSも終わり、いよいよフィニッシュ。
結局われわれの位置からは、満足にフィニッシュセレモニーを見れず、悔いを残したフィニッシュとなりました。
しかし、飛行機の時間の関係で早々に引き上げなければならなかった昨年と違い、今年は最後までドライバーを見送ることができました。これでやっと、RJ2007を完走できた気分です。

で、残すは帯広空港までの最後のリエゾンと、東京までの空輸となったわけですが、これで終わらなかったのがRJ2007。
帯広空港へ行ったところ、やけに外人が多い。そうか、エンジニアたちは早々に引き上げるんだな、なんて思いながらレストランに入ったら、なんと、向いのテーブルにフォードチームが!ミッコはすぐわかりました。で、ミッコと会話してるおっさんと若造・・・おっと、これはウィルソン親子だ!!
でも、ここはラリー会場じゃないんで、節度を持たねば・・・と、出がけに「おめでとう」と一声かけて、レストランを出たら・・・待合ロビーにはソルドがいて、サイン攻めに。ジョンブルさんはすかさずソルド仕様のC4のミニカーにサインゲット。そしたら、小柄で頭が少し薄めの白人が女性を伴っている・・・ストールとイルカさんだ!もう、なんじゃこりゃの世界でしたよ。

で、手荷物検査に行こうと並んでいたら、ちょうどミッコとウィルソン親子とすれ違う形になったので、まずはミッコに「おめでとう」と言って握手。続いてマシューと握手。最後にウィルソン監督にも「おめでとう」と言って握手。特にマシューとウィルソン監督はとてもうれしそうでした。なんか、握手しただけなんですが、WRCを引っ張る人たちと交流できたことが、すごく感激でした。あそこで、下手にサインなんかねだると、だいなしだろうなあ・・・そういう意味でも、われわれの節度ある行動は、我ながら「大人じゃーん」という感じでかっこよかったかな?

結局、羽田で手荷物待つ間も、ローブやらストールやらが近くにいたんですが、そこはもう、普通の世界。周りも含め、誰も近づいたりはしてませんでした。
そうです、ラリーファンは、節度あるファンなんです!

ってなわけで、羽田を後にしたところで、RJ2007も無事終了ということに。
ジョンブルさんとは、また来年も参戦を誓いあって別れました。

しかし、最後の最後まで、いろんなことがあったRJ2007。
ますますWRCにハマってしまいました。
これからもいろんなドラマを期待して、ひとまずRJ2007レポートを終わります。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。

ラリー・ジャパン紀行(その4)

2007-11-10 23:12:33 | WRC
レグ3は、まずレラカムイへ。ここは比較的アクセスも楽でしたし、天気も、今回唯一の晴天。気持ちよく会場へ。しかし、レグ2でのサービス狂想曲は未だ醒めやらず、コ・ドラのジョンブルさんと協議の結果、WRカーが終わったら、即サービスへ移動ということに。まあ、後になってみると、この決断のおかげで、サプライズがあったわけですが・・・。
レラカムイでは、観戦エリアの一番前の一番端のところに陣取ったのですが、これがまた、コースの間近。オフィシャルのビデオカメラも入っていて、ポジションは絶好!ただし、かなりのスピードで通過するので、写真はあきらめ、観戦に専念。しかし、ここは過去3年間でも最も迫力がありました。だいたい、マシンが飛ばした小石がビュンビュン飛んできてましたから。私も何発かくらいました。15メートルくらい前で豪快にドリフトして、立ち上がってスピードを上げていくところが、ちょうど目の前、という感じですね。いやあ、あそこはよかった・・・来年はもう見られないのか・・・。と、なんともいえない余韻を残し、レラカムイを後に、一路北愛国サービスパークへ。
リエゾン途中では、白バイやパトカーがやたらと走っており、不幸にして捕まった方も何人か目にしました。私は、安全運転に徹してましたけどね。
で、事件が起こったのは、高速道路に乗って、出口も近くなったあたりでした。
ふと、バックミラーを見ると、何やら派手な白い車が。ボンネットをよく見ると「OMV」と書いてあるではないですか!ドライバーは外国人。助手席には女性。そうです、マンフレッド・ストールのシトロエンクサラだったのです!!しばらく、ストール/イルカ組を従えて走ったところで、高速出口付近でストールが私の日産ノートをパス。するとそれに続いて、白と赤マンチーズ・フォードの車もパスしていきました。フェデリコ・ヴィラグラでした。したがって、高速を出てしばらくは、この2台の後を走って行ったのです。そんなことがあり、前ばかり気にしていたところ、ふとバックミラーを見ると、スバルブルーの車が!ドライバーは・・・ペターだ!!!なんという幸運。あの、ペター・ソルベルグを引っ張る形で、幕別あたりまでランデブー走行!その間、20分くらいでしたでしょうか。なんとも言えない、幸福なひとときでした。こんなシチュエーション、狙ってもできませんからね。確率にすると、すごいことでしょう。で、途中、信号停止したとき、なんと、沿道で待ち構えていたファンが、ペターにサインをもらってました。さすが、北海道のファンはツボを知ってますよ。まあ、サインに応じるペターもいいやつです。
まあ、そんなリエゾンを経て、3たび、北愛国サービスパークへ到着。
ジョンブルさんは、まずはストール狙いで、クロノスのサービス前へ。私もしばらくいましたが、PWRC組が帰ってきたので、そちらへ移動。そこで、まずは赤のインプを駆る気になるスウェーデン人若手ドライバー、パトリック・フローディンとコ・ドライバーのマリア・アンダーソンに声をかけ、公式プログラムの裏表紙にサインをゲット!フローディンはまだ少年といった感じのかわいい坊ちゃんでしたが、今回は結果も残し、将来が期待されます。次に行ったのはルーマニアのクラウディウ・ステファン・ダヴィッドとミハエラ・エバ・ベルディエのコンビ。こちらは、途中までかなりよかったのですが・・・今後に期待したいですね。フローディン、ダヴィッドとも、コ・ドラが女性でした。戦う女性って、美しいです。握手なんかしちゃったんで、ちょっと感激のkosukeです。ジョンブルさんは、前日サインをもらい、ツーショット写真を撮ったユホ・ハンニネンにフィンランド語でお礼を言うと言って、待ち構えていました。私は、その隣のマーク・ヒギンズに声を腕はどうか、と声をかけましたが、聞くまでもなく、痛そうに右腕を抱えて歩いてきて、すぐにテントへ。つらそうでした。よくあの右腕でシフトチェンジできてるなあ、という感じです。そんなこんなしてると、今回好調だった、アルミンド・アラウージョが戻ってきたので、私はすかさずサインをもらいに。すると、それを見たジョンブルさんが後を追ってきて、ある秘策を決行!それに大喜びしたアラウージョは、自分のかぶっていたキャップをジョンブルさんにプレゼント!これはすごいです。彼は、リエゾン中はコ・ドラですが、サービスに来ると、次々と技を出す、すごい人なのです。
こんな風に、最後のサービスが終了。我々も、フィニッシュへと向かうことになるわけですが・・・長くなりましたので、続きは次回へ。

ラリー・ジャパン紀行(その3)

2007-11-05 22:17:23 | WRC
ここで、ちょっと時間を戻して、ラリー本戦に関連する話題を。

レグ2の朝のリクベツSS観戦を終えて、北愛国サービスパークへ戻るリエゾン中、私とコ・ドラのジョンブルさんの間では、これからどうなるんだろう?という会話が繰り広げられていました。私たち二人のスタンスには若干の違いがあり、私は、かなり「アンチ ローブ」的スタンスですが、ジョンブルさんはローブは好き。でも、グロンホルムも応援したいというスタンス。そんな二人の会話の中で、私が繰り返し言っていたのは、「北海道には魔物が住んでるよ!」ってこと。一昨年、断然の速さを見せつけ独走していたペターが、レグ3で石にヒットしてリタイヤ。昨年は、やはりレグ3まで30秒近いリードを保って優勝目前だったマーカスが、ミスで脱落し、勝利はローブの頭上に。で、今年はレグ1でマーカスのリタイヤ。今年の魔物はでかいなあ、と思ってました。なので、車中でも、「セブにも何かあるかもよ」なんて、言っていました。しかし、正直言って、もう無理をする必要のないセブが、ミスを犯すなんて、ないだろうなあというのが本音でした。トップを走るミッコは、確かに速い。でも彼以外、たとえばラトバラあたりに負けるということはない。とすれば、2位キープで8点ゲット、それで、マーカスに逆に4ポイント差をつけられれば・・・と思えば、そりゃセブは楽でしょうよ。
しかし、しかしですよ!帯広のヘッドクオーターに行こうとしていた、まさにその時、事は起こったのです。セブがコースアウト!しかもダメージはかなり大、とね。これは、コ・ドラのジョンブルさんが携帯でゲットした情報だったんですが、それを聞いた私は、平静を保ちながらも、思わずステアリングをぎゅっと握り締めましたね。これで、まだまだ、マーカスがチャンピオンになるアドバンテージが残ったんだ、ということが、現実になりましたからね。
まあ、ジョンブルさんにとっては、悪夢だったかもしれません。でも、これがRJなんだ!と、私は勝手に納得してました。

そんな雰囲気の中、我々は北愛国サービスパークへ向かったわけで・・・
で、ある意味、セブのリタイヤがあったからこそ、ジョンブルさんは意表をついた作戦で、念願のミニカーにサインをもらい・・・と、このあたりは、前回の記事に書いたとおりです。

全ては、偶然の積み重ねなのですが、後から思いなおしてみると、そこには何がしか、運命のようなものが感じられなくもありません。
レグ2でおこった出来事は、まさに、そんなことを思わせることの連続でしたから。
そして、ドラマはこれで終わりませんでした。
ラリーもクライマックスを迎えたレグ3の日、10月28日。この日もまた、いろんなことが起こりました。いいことも、残念なことも・・・。
といった感じで、レグ3については、また次回、ということにいたします。
(そんなに引っ張るほどの話でもないんですが、そろそろ頭にアルコールが回ってきてしまいました・・・。)