かなり久々の更新になってしまいましたが、まあ、週末の気晴らし程度に、お気に入りのものなどについてぼちぼち書いていきましょうかね、という感じです。
私は、特にジャズ好きというわけでもないし、もちろん、詳しくもないです。せいぜい、時々ジャズ関連の新書なんかを読んだりする程度ですが、時々、思い立ってジャズのCDを買ってしまう時があります。そんな風にして上原ひろみさんのCDを初めて買ったのは、名古屋に赴任してきてすぐの頃だから、もう8年近く前になりますか。
それ以来、数枚のCDを聴いてきてますが、確か、何かのCDのキャッチフレーズで、”元気が出るピアノ”っていうのがあったような記憶があります。そうそう、まさにそのとおりなんですよね。もちろん、バラード風の曲もあるんですが、だいたいにおいて、彼女の曲は、疾走感があって、思わす体が動いてしまいそうになる・・・そんな曲が多いんですよね。
だいぶ前に、NHKのトーク番組「トップランナー」に出たのを観たんですが、その時生演奏も披露してくれて、それがまた、なんとも楽しそうに、全身揺らしながら弾いてたのを鮮明に憶えてますね。まあ、あんな風に弾いてるんだとすれば、聴く方もそんな感じになっちゃうのも納得です。
彼女、ナント、スタンリー・クラークのトリオに参加して、グラミー賞獲りましたね!32歳・・・ジャズの世界ではまだまだ若手になるのでしょうから、スゴイことです。まあ、賞を取る取らないということが、音楽の本質ではないのでしょうが、少なくとも、多くの人が賞賛しているという証にはなるのでしょう。
日本では、そのグラミー賞受賞のすぐ後にリリースされたのが「VOICE」です。解説など読むと、この作品で組んでいるベーシストのアンソニー・ジャクソンという人と、ドラムスのサイモン・フィリップスという人(こちらはロックバンド「TOTO」の元ベドラマーらしいです)は、スゴイメンバーらしく、そういうことも手伝ってか、すごく注目されてる作品です。
で、曲については、語る言葉を持ち合わせてませんので・・・ただ、”ピアノ・トリオ”というスタイルのジャズって、気持ちいいなあとつくづく感じさせてくれる作品です。あと、個人的には、時々出てくる、キーボードの電子音がお茶目で好きかも。
そんなひろみさん、映像とか観ると、背も低くて童顔なんで”女の子”って感じなんですが、そのルックスと演奏のすごさとのギャップの意外性も、魅力ですね。
ということで、12月に来日ライブやるようなので、とりあえず、抽選の申し込みをしてみたkosukeであります。