kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

最近のお気に入り 上原ひろみ「VIOCE」

2011-08-13 07:18:25 | ジャズ


かなり久々の更新になってしまいましたが、まあ、週末の気晴らし程度に、お気に入りのものなどについてぼちぼち書いていきましょうかね、という感じです。

私は、特にジャズ好きというわけでもないし、もちろん、詳しくもないです。せいぜい、時々ジャズ関連の新書なんかを読んだりする程度ですが、時々、思い立ってジャズのCDを買ってしまう時があります。そんな風にして上原ひろみさんのCDを初めて買ったのは、名古屋に赴任してきてすぐの頃だから、もう8年近く前になりますか。
それ以来、数枚のCDを聴いてきてますが、確か、何かのCDのキャッチフレーズで、”元気が出るピアノ”っていうのがあったような記憶があります。そうそう、まさにそのとおりなんですよね。もちろん、バラード風の曲もあるんですが、だいたいにおいて、彼女の曲は、疾走感があって、思わす体が動いてしまいそうになる・・・そんな曲が多いんですよね。
だいぶ前に、NHKのトーク番組「トップランナー」に出たのを観たんですが、その時生演奏も披露してくれて、それがまた、なんとも楽しそうに、全身揺らしながら弾いてたのを鮮明に憶えてますね。まあ、あんな風に弾いてるんだとすれば、聴く方もそんな感じになっちゃうのも納得です。

彼女、ナント、スタンリー・クラークのトリオに参加して、グラミー賞獲りましたね!32歳・・・ジャズの世界ではまだまだ若手になるのでしょうから、スゴイことです。まあ、賞を取る取らないということが、音楽の本質ではないのでしょうが、少なくとも、多くの人が賞賛しているという証にはなるのでしょう。

日本では、そのグラミー賞受賞のすぐ後にリリースされたのが「VOICE」です。解説など読むと、この作品で組んでいるベーシストのアンソニー・ジャクソンという人と、ドラムスのサイモン・フィリップスという人(こちらはロックバンド「TOTO」の元ベドラマーらしいです)は、スゴイメンバーらしく、そういうことも手伝ってか、すごく注目されてる作品です。

で、曲については、語る言葉を持ち合わせてませんので・・・ただ、”ピアノ・トリオ”というスタイルのジャズって、気持ちいいなあとつくづく感じさせてくれる作品です。あと、個人的には、時々出てくる、キーボードの電子音がお茶目で好きかも。

そんなひろみさん、映像とか観ると、背も低くて童顔なんで”女の子”って感じなんですが、そのルックスと演奏のすごさとのギャップの意外性も、魅力ですね。

ということで、12月に来日ライブやるようなので、とりあえず、抽選の申し込みをしてみたkosukeであります。

祝!祝!祝!宮崎奈穂子ちゃんサポーターズファミリー15,000人達成!

2011-07-01 22:23:24 | 宮崎奈穂子

最近夜に弱くて、更新が滞ってましたが・・・今日は書かずにはおれません!
そうです、私が今、熱く熱く熱く応援しているシンガーソングライター、宮崎奈穂子ちゃんが、昨年7月から始めたプロジェクト、「武道館単独公演を目指す15,000人のサポーターズファミリー」が、今日、15,000人の目標を達成しました!
私が奈穂子ちゃんを知って3年間で、今日は最高の日です。このプロジェクトを初めてからは、素敵な出来事がたくさんあって、毎月のようにライブがあって、いろんなタイアップがあって、そしてこうして見事目標も達成できたわけですが、ここに至るまでの間、つらく、厳しい時期があったことを私は憶えています。そんな、困難を乗り越えてきたからこそ、今日の日があるんだよ、と声をかけたい。

ちょっと、現実的な話ですが、1口3150円の会費で入る、サポーターズファミリー。まあ、言ってみれば、CD1枚分の会費なんですが、それを1年間で15,000人集めるというのは、ストリート・アーティストにとっては、簡単なことではないと思います。ストリート・アーティストですから、テレビやラジオなど、メディアで曲が流れることも稀ですし、知ってもらうには、路上で、直接、彼女の歌を聴くしかないわけです。そんな条件の中で達成したこのサポーターズファミリー。これをきっかけに、さらに大きなアーティストになっていってもらいたい思いでいっぱいです。

とにかく、彼女の歌は、心の糸を緩めてくれる歌なんです。ぜひ聴いてみてほしいです。
今なら、ローソンのHPの「パスタ屋」のコーナーから、彼女が歌う「パスタ屋」のブランドソング、「ひげおじさんのパスタに会いに行こう」のPVが観れますよ!

とにかく、サポーターズファミリー15,000人、おめでとう、そして、ありがとう!


宮崎奈穂子ちゃんサポーターズ14000人突破!

2011-05-28 23:14:09 | 宮崎奈穂子

なんとも、久々のアップになってしまいました。前回は3月でしたから。その間にも、私が熱く応援するシンガーソングライター、宮崎奈穂子ちゃんは、地道な活動をしながら、サポーターズを増やして来ています。そして、ついに、目標の15000人まで、あと1000人を切りました!1年間で15000人に達したら、武道館ライブの予約を入れる、というこの活動も、いよいよクライマックスを迎えました。残る期間はひと月ちょっと。まだまだ楽な数字ではありませんが、必ずや達成してくれることを信じて、応援するのみです。
そんな奈穂子ちゃん、4月16日には、久々の新譜となるミニアルバム「ひげおじさんのパスタに会いに行こう」がリリースされました。このアルバムの表題曲は、ローソンのパスタブランド、「パスタ屋」のブランドソングであり、ローソンのHPでPVがアップされたり、店頭のレジ前のモニターでも時々PVが流れるなど、ローソン全面タイアップの曲です!さらには、CDジャケットにまで、ローソンの看板のイラストが!この曲、タイアップ曲と言ってしまえばそれまでなんですが、パスタをテーマに、小さな幸せを歌っていて、聴くと心があたたかくなって、笑顔になれる素敵な曲です。PVがこれまた、涙すらそそる感動的なストーリーが描かれていて、これまた大絶賛です!You Tubeで「ひげおじさん」と検索すれば観れます。これは一見の価値ありです。
そういえば、前回ブログアップした話題は、大震災チャリティイベントでした。その後、4月23日には初の名古屋ワンマンライスも実現!その前後も私の地元名古屋には度々遠征してくれていて、もはや名古屋は彼女の第2の故郷って感じになってます。
5月21日は、恥ずかしながら私の誕生日だったんですが、その日も名古屋に来てくれていたので、バースデー記念コメント付きのCDをいただいちゃいました。
そして、明日は渋谷でのワンマンライブ!しかも新作アルバムのレコ発ライブです!!今度のCDは新曲とこれまでに出した曲から選んだ”ラブソング”集を、アコースティックアレンジしたもの。奈穂子ちゃんの優しい声は、アコースティックな音によくフィットしますから、どんな出来になっているのか、楽しみです。明日はもちろん、ライブに行きますから、帰りには聴けることでしょう。
これからも、奈穂子ちゃんから目が離せません!!

宮崎奈穂子ちゃん震災チャリティライブ@名古屋

2011-03-23 21:36:41 | 宮崎奈穂子

東北関東大震災以来、なかなか更新する気になれなかったこのブログ。
でも、放置したままというわけにもいかないなあ・・・と思っていた時に、私が激しく応援するアーティスト、宮崎奈穂子ちゃんが、19日・20日の2日間、同じ事務所の伊吹唯ちゃんと門谷純さんと3人で、CD売上金をすべて義援金にするという、チャリティライブを、名古屋矢場町のナディアパークで開催しました。

とにかく、今回の震災の被災者には、正直、かける言葉が見つかりません。何を語っても、それは平和な生活をしている身から出る言葉でしかなく、お見舞いや支援の気持ちを言葉にすることで、義務を果たした気で、安心してしまうというような気持ちがあるとすれば、その言葉を語ることに意味はあるのだろうか・・・などと考えてしまう私は、「がんばって」とか「私たちは一緒です」とか、そういった言葉を語れません・・・。強いて言うなら、言葉に表すよりも、祈りたいです。せめて、被災者の皆さんの苦痛がやわらげられ、未来に幸あれ、と。

と、話が脱線しましたが、そういう私ができることといえば、義援金の募金くらいです。そんなことで、どれだけ役に立つかはわかりませんが、いくらかでも何かの役には立ってくれれば、という思いだけです。で、今回、奈穂子ちゃんはじめBirthday Eveのアーティストの皆さんが名古屋でチャリティライブをやるっていうことで、CD8枚分くらい、義援金を託させていただきました。

こういう活動には、いろいろなお考えをお持ちの方もいると思うし、それは仕方ないことだと思います。ただ、私は、応援するアーティストの気持ちに賛同したというだけのことです。

あまり細かいことを言い出すと、キリがないので、この活動についてはあまり語りませんが、震災以降、東京では路上ライブがやりづらい状況のようですし、奈穂子ちゃん自身は、13日に予定されていたワンマンライブを中止にしていることもあり、今回、こういう形で、いつもの路上ライブの時よりもたくさんの方にむけて、思いっきり歌えたことが、何よりだったと思います。なんと言っても、奈穂子ちゃんはシンガーなんですから、歌うことこそが、彼女のアイデンティティなわけですからね。そして、彼女の歌に何かを感じてくれた方が一人でも多くいてくれれば・・・と願うのみです。

そんな奈穂子ちゃんを、これからも見守りつつ応援していくことが、私のアイデンティティと言えるかもしれません。

そして、武道館を目指すサポーターズも、10,000人までカウントダウンに入り、目標の15,000人が見えてきましたからね・・・。

宮崎奈穂子ちゃん名古屋路上ライブ2日連続CD100枚突破!

2011-02-28 22:18:13 | 宮崎奈穂子

ここしばらく、いろいろあって書けてませんでしたが、今日は書かずにはおれません!
私が、強く強く応援しているシンガーソングライターの宮崎奈穂子ちゃんが、昨日、一昨日の名古屋での12時間路上ライブ(昨日は10時間)で、2日連続でCD100枚お届け達成しました!12時間で100枚、移動時間もある中で、繰り返し路上で歌いながら、道行く人や立ち止まってくれた人に声をかけながら・・・100枚のCDを届ける・・・すごいことです!
確かに、すごいことではあるんですが、彼女の歌にはそれだけの魅力があります。そういう意味では、まだまだ、こんなもんじゃないって思うんですよ。もっともっと行ける!って。

そんな奈穂子ちゃん、去年の7月からの1年間で15000人のサポーターズ(という名のファンクラブですが)を集めて、武道館単独公演という、とてつもなく大きな目標を掲げて、日々歌っています。今日の時点で7700人を超えてますが、残りは5カ月を切ってますから、ペース的にはちょっと厳しいかもしれません。

でも、奈穂子ちゃん自身も、そして応援するサポーターズも、最後の最後まで達成を信じて、前に進むのみです。彼女の歌を最高の舞台で響かせてあげたい(と言っても、武道館が音響的にどうなのかなあ?という疑問はありますが、それはともかく・・・)し、サポーターズとしては最奥の舞台で彼女の歌を堪能したい・・・ただ、それだけを願っています。

今年に入って、奈穂子ちゃんはほとんど毎週のように名古屋遠征をしていて、私もほとんど聴かせてもらっていて、なおかつ先月には東京でのワンマンライブと、東京、水戸での路上ライブにまで出かけていきましたから、今年に入ってすでに13日も彼女の生歌を聴いてることになります。でも、こうして、直接応援できることが、何よりうれしいし、そんなささやかな応援がわずかでも、彼女を後押しできるとすれば・・・これからも、出来る限り、どこへでも、応援に行きたいですね。これこそ、”サポーターズの流儀”ってやつでしょう。

まだまだこれからも、宮崎奈穂子ちゃんを応援する日々は続きます。

遅ればせながら・・・第45回スーパーボウル

2011-02-20 09:09:58 | NFL
2月上旬は、仕事が立て込んでたのと、毎週末のイベントのため、なかなかパソコンに向えなくて、いまさらですが、簡単に感想を。

優勝したグリーンベイ・パッカーズ、おめでとう!
敗れはしましたが、ピッツバーグ・スティーラーズの健闘も称えたいと思います。

最強のDF陣を誇るスティーラーズの壁を破ったのは、やはりパッカーズの司令塔QBロジャースでした。味方レシーバーの再三のキャッチミスにもイライラすることなく、いつものように多くのレシーバーに冷静に投げ分けた、そのメンタルに感服です。
ただ、そのロジャースに勇気を与えたのは、パッカーズのDF陣。MVPはロジャースでしたが、勝敗を分けたのはDF陣のここ一番でのビッグプレーでしょう。インターセプトあり、ファンブルフォースありと、スティーラーズ攻撃陣にプレッシャーをかけ続けましたからね。

対するスティーラーズは、自慢のDF陣がやや弱気だった感があります。おそらく、ロジャースの多彩な攻撃を想定して、無理をしない確実な守りを狙ったのでしょうが、この作戦は裏目だった気がします。注目のSSポラマルも、いまひとつ活躍できてませんでした。その上、QBロスリスバーガーが相手DFに苦しめられ、厳しい展開だったと思います。

それでも、残り2分で、1ポゼッション差という、僅差のゲームでした。最後までわくわくしました。これぞスーパーボウルです!

最後に私の勝手な感想ですが、今回のパッカーズ優勝は、NFLを去っていくかつてのエース、ブレット・ファーヴへのはなむけのような気がしてなりません。長年チームを支えたスーパースターを送りだすとともに、新たな伝説を積み上げていくスタートにもなった、そんな優勝だと思えてなりません。
ファーヴ在籍時代、私はいつもパッカーズびいきでした。そしてファーヴがチームを去って3年でスーパーボウル制覇。これからも、パッカーズは気になるチームです。あの、黄色と緑のカッコイイジャージとともに。

そして、来シーズン、また素晴らしい戦いがたくさん観れることを期待して、私のNFL2010-2011シーズンも終了です。




NFLスーパーボウルへの道‐いよいよ本番間近!

2011-02-02 20:53:44 | NFL
日本時間の2月7日、第45回スーパーボウルが行われます。

9月からスタートしたシーズン、レギュラーシーズン16試合を経て一発勝負のプレーオフを最後まで勝ち残った各カンファレンスの代表は、

AFC:ピッツバーグ・スティーラーズ
NFC:グリーンベイ・パッカーズ

の2チーム。

スティーラーズは、2000年代後半を盛り上げた代表的なチームであり、2005年度の第40回と2009年度の第43回の2回、スーパーボウルを制している、押しも押されもしない強豪チーム。伝統の強力ディフェンスは健在のうえ、司令塔”ビッグベン”ことロスリスバーガーを軸とした攻撃も強力。ディフェンスの注目は、SSポラマルでしょう。とにかく、身体能力が高いディフェンスバック。パスカバー、ランストップだけでなく、QBへのプレッシャーもかけられる、いわば”ディフェンスのデパート”です。第43回の時は、私が応援していたカート・ワーナー率いるアリゾナ・カーディナルスとのスーパーボウルでしたが、ポラマルの存在がなんといやな感じだったことか。このポラマルのみならず、ディフェンスは総合的に強力で、安定した試合運びができることが、強みです。一方の攻撃陣では、エースWRホームズが移籍で離れ、パス攻撃は戦力ダウンかと思いきや、RBメンデンホールがシーズン1200ヤード以上走って、ゴリゴリ攻撃を可能としたこことで、ホームズの抜けた穴を埋めたと言えるでしょう。

対するパッカーズ。ギリギリでプレーオフに滑り込み、あれよあれよと上位シードチームを破ってのスーパーボウル進出。勢いとしては、これ以上ない状態でしょう。こちらも強力ディフェンスが看板。マシューズを軸としたLB陣は破壊力抜群。後ろを守るウッドソンは、パスカバーにおいてはNFLを代表するCB。この強力ディフェンスの力を攻撃につなげるのが6年目のQBロジャーズ。”投げる伝説”ブレット・ファーブが抜けた後の司令塔を任されたロジャーズですが、そんなプレッシャーはどこ吹く風、というくらい、素晴らしいパフォーマンスを続けいる、若手QBを代表する存在。憎らしいくらい落ち着いたパスに、自ら走って距離を稼ぐこともできる、ハイパーQB。さらに、彼のパスターゲットもベテランドライバーから若手ジェニングスTEクラブトゥリーなど多彩で、相手ディフェンスを撹乱するパス攻撃を展開します。さらには、プレーオフに入って活躍が目覚ましいルーキーRBスタークスや、ここ一番で出てくるFBクーンなど、観ていて楽しい(相手にすると嫌な)攻撃陣を揃えています。

この2チームとなると、強すぎるチームがあまり好きではない私、この戦いなら、パッカーズ派です。もともと、パッカーズはファーブがいたころから好きだったチーム。黄色と緑のジャージも生かしてるし、グリーンベイという小さな町をホームに持つってとこも、好感持てます。

なにはともあれ、この2チームのうちのどちらかがスーパーボウルを制して、頂点に立つわけですが、結果はともあれ、好ゲームを期待したいですね。これが、今シーズンのNFLの集大成なわけですから。

NFLスーパーボウルへの道‐ディヴィジョナルプレーオフ終了

2011-01-22 22:26:07 | NFL
「いやー、NFLって、ホンっとに面白いものですね!」と、故人となった映画評論家の決まり文句を引用したいくらい面白い今シーズンのNFLプレーオフ。
まずはNFC。13勝3敗でNFC勝率№1のアトランタ・ファルコンズ。QBライアン、RBターナー、TEゴンザレスと、攻撃陣のタレント揃いのチーム。相手は最終戦でワイルドカードを獲得し、シード順最下位ながら、初戦でイーグルスを破ったグリーンベイ・パッカーズ。注目の若手QB対決ということもあり、注目の一戦でしたが、なんとパッカーズの圧勝に終わりました。ポイントは、パッカーズディフェンスの頑張りと、QBロジャーズの落ち着き払った司令塔ぶりでしょうか。そのパッカーズのカンファレンス・チャンピオンシップの相手はシカゴ・ベアーズ。ディフェンスならベアーズというくらい、そのディフェンス力は折り紙つき。その強力ディフェンスをリードするのが、カリスマと言ってもいいLBアーラッカー。さらに今シーズンはQBカトラーも攻撃陣をうまく率いており、がっぷり四つの戦いが期待されます。
一方のAFC。こちらは、泣く子も黙るペイトリオッツ。まぎれもなく2000年代最強チームであり、そんなチームを牽引しているベリチック監督とQBブレイディが顕在で、レギュラーシーズンも14勝2敗とNFL最高勝率を挙げているとなれば、スーパーボウル最短距離と誰もが考えるところ。対するニューヨーク・ジェッツは、同じAFC東地区の同地区ライバル。ジェッツの売りはなんといってもアグレッシヴなディフェンス。そして、往年の破壊力は衰えたとはいえ、ここ一番の嗅覚をもつRBのスーパースター、トムリンソンを軸にしたラン攻撃。この対決、なんとジェッツがペイトリオッツに競り勝って、カンファレンス・チャンピオンシップへ進出!ジェッツは自慢のディフェンスがブレイディにプレッシャーをかけ続けた上、攻撃では2年目の若手QBサンチェスが、ここ一番で絶妙なパスを通すなど、王者ペイトリオッツを圧倒。AFC最下位シードからの勝ち上がりとなりました。
AFC勝ち上がりももう1チームは、ピッツバーグ・スティーラーズ。順当と言えば順当ですが、守りの堅いレイブンズとのディビジョナル・プレーオフでは、終盤までリードされた試合を、QBロスリスバーガーのパス攻撃で逆転しての勝利。伝統的に攻撃・守備のバランスのとれた好チームだけに、ジェッツの勢いをどう受け止めるか、注目です。

さあ、夢の舞台、スーパーボウルまであと1つ。勝てば天国、負ければ地獄の”Win or go home”のプレーオフ最後の試合。
見逃せません、スーパーボウルまで。

NFLスーパーボウルへの道

2011-01-14 22:35:09 | NFL
今週で、ワイルドカード・プレーオフ(いわゆる1回戦)が終了。勝ち上がったののは次の4チーム。
ニューヨーク・ジェッツ
ボルティモア・レイブンズ
グリーンベイ・パッカーズ
シアトル・シーホークス

この中では、なんと言っても、昨シーズンのチャンピオンであるセインズを破って勝ち上がったシーホークスが、最大のアップセットです。私自身が今シーズンのセインツの試合をほとんど観れてないので、ここにきてなぜセインツが大敗した理由がわからないのですが、レギュラーシーズンで負け越しながらも最終戦に勝って地区優勝を果たしたシーホークスの勢いが、昨年王者を上回ったってことでしょう。個人的には、セインツQBブリーズのパス投げまくりオフェンスが観れなくなったのは寂しいですが・・・。

ジェッツの勝ち上がりも、アップセットと言えるのかもしれませんが、レギュラーシーズンの勢いでは、やっとこさ地区優勝のコルツより、激戦区で勝ち残ってプレーオフに進出してきたジェッツが上回っていたのでしょう。なおかつ、攻撃のキープレーヤーを怪我で欠いていたコルツは、戦力的に厳しかった気がします。

そして、迎え撃つシード勢は

ニューイングランド・ペイトリオッツ
ピッツバーグ・スティーラーズ
アトランタ・ファルコンズ
シカゴ・ベアーズ

の4チーム。

守りの強さが伝統のベアーズとスティーラーズは、安定感があります。フットボールは、派手なタッチダウンパスとか、ランプレーのロングゲインなんかが目立ちますが、守りの堅さが試合を支配するケースは多いです。個人的に、ベアーズのキック・パントリターンの名手、デビン・ヘスターのプレーがワクワクしますね。

ファルコンズについてはあまり詳しくないんですが、QBマット・ライアンは、今やNFLを代表する若手QBですし、強力RBターナーや、レシーバー陣にはゴンザレスというベテラン名TEもいる、楽しみなチーム。強豪セインツが同地区にいることで、プレーオフ進出には厳しい地区ですが、今シーズンは地区優勝でのプレーオフ進出。今シーズンの台風の目かもしれません。

で、やっぱり今シーズンも本命はペイトリオッツってことになりますか。あまりにいいチーム過ぎるので、私はいつもアンチペイトリオッツなんですが、QBブレイディの憎いくらいに確実なパス攻撃。特に、個人的には好きなプレーヤーである、WRウェルカーあたりが縦横無尽に動きまわると、攻撃シリーズを止めることができません。それに、タレント不足を補って余りある、ヘッドコーチベリチックの戦術。強すぎて嫌いなんですが、やはり今シーズンもプレーオフの軸はペイトリオッツです。個人的には、レイブンズに勝ち上がってもらって、リーグチャンピオンシップでペイトリオッツにひと泡ふかせてもらいたいと期待してます。

さあ、来週はプレーオフ2回戦のディビジョナル・プレーオフです。どんなドラマが待ちうけているのか・・・見逃せません!

NFLプレーオフ、”Win or go home”

2011-01-11 21:26:04 | NFL
9月から始まった2010シーズンも、ついにプレーオフに突入!まずは1回戦のワイルドカードプレーオフの4試合からスタート。
まずは、私が今シーズン応援してきたフィラデルフィア・イーグルス。闘犬に関係したことで一旦は追放処分を受けて、奇跡にカムバックを果たしたQBマイケル・ヴィックの型破りなプレー、個性的な攻撃陣とビッグプレーを出す守備陣を擁するイーグルスに期待したのですが、それを上回る強力な守備と、確実に進む攻撃を演じたグリーンベイ・パッカーズに惜敗。最後の1プレーのゴール前インターセプトで万事休したという、大激戦でした。さすが、プレーオフという試合でしたね。パッカーズのQBアーロン・ロジャーズは、NFL若手QBの代表格。この試合も多彩な攻撃を展開していました。対するイーグルスは、いいところまで攻め上がったものの、最後の詰めを詰め切れなかったのが敗因でした。それに、キックの名手、デビッド・エイカーズが決め頃のフィールドゴールを2本も外したのが最後の最後に効いたかもしれません。

続いて観た試合は、インディアナポリス・コルツ対ニューヨーク・ジェッツ。コルツを率いるのはご存じQBペイトン・マニング。今シーズンは攻撃陣の主力を怪我で欠きながらも、チームを地区優勝に導いてきた、指導力抜群のスーパースター。対するジェッツは、堅い守りを軸に、多彩な攻撃陣が動きまくる、バランスのとれたチーム。中でもRBラデニアン・トムリンソンは、チャージャーズ時代に数々の記録を作り、ここ数年低迷していたものの、ジェッツに来て輝きを取り戻して、ジェッツのラン攻撃の柱になってます。この試合は、コルツのハイパーオフェンスを出させなかったジェッツの勝利でしたが、コルツも終盤粘って、残り1分でフィールドゴールで逆転。しかし、残り1分弱で、ジェッツがコルツ顔負けのハイパーオフェンスを展開し、サヨナラフィールドゴールで再逆転勝利!こちらも、最後の最後まで見ごたえのある試合でした。

残るワイルドカードプレーオフは、カンザスシティ・チーフス対ボルチモア・レイブンズ、そしてシアトル・シーホークス対昨年のスーパーボウル覇者ニューオリンズ・セインツ。の2試合。
2回戦から出てくるのは、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ピッツバーグ・スティーラーズ、アトランタ・ファルコンズ、シカゴ・ベアーズの4チーム。イーグルスが負けたとなると、残る中で楽しみなのは、守りで魅せてくれるレイブンズかな。あとは、イーグルスを破ったパッカーズ。特に、パッカーズは、伝説のQBブレット・ファーヴ(現ヴァイキングス)がいた頃から好きだったチームですからね。黄色と緑のジャージもカッコイイし。

”Win or go home”というのがプレーオフのキャッチフレーズ。後がない一発勝負だけに、ピリピリする試合が繰り広げられます。スーパーボウルまで全部で11試合しかないプレーオフ。今年も寒い中で熱い戦いが楽しめそうです。