真夏日が続く休日の一日、友人に誘われて初めて落語を聞きに
出かけた。
「春風亭小朝独演会」 お誘いを受けた時は余り興味なく如何しようかと
迷ったがこれも社会勉強の一つどの様なものかと行く気になった。
落語とは縁が無くテレビでたまに放送していても見ることなど皆無
この暑い中をお客様で会場は満席
幕開けと共に前座の噺家が30分ありその後、小朝師匠の噺が
始まった。
衣装や道具、音響は極力使われず高座の後ろには金屏風だけ
身振りと語りのみで物語を進めてゆく独自の演芸である。
噺の面白さと身振り手振りの仕草にお客さんの心を掴み
さすがにプロとすっかりと噺の流れにはまり大笑いをした。
日本において現在まで伝承されている伝統的な噺芸の一種だと
納得した。
さすがにここまでこの世界を極めて名声を発揮しているだけに
高度な技芸を披露してお客様を楽しませる伝統芸能に堪能した。
その間にもう一人来春三月に林家三平襲名を控えたいっ平の落語も
聴けてこれはこれで又面白くさすがにお父さんの林屋三平の息子だと
夏真っ盛りの会場に一服の涼風を華の競演で大笑いしたひと時だった。
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