2020/02/04 (火曜日) 晴れ
いつ頃買ったのか、いくらだったのかも忘れてしまった古い24倍ズームのコンデジ。
古くなっても捨てられない。
だって、長時間撮影用のAC電源ユニットやテレコンや取り付けアダプタなどがあるのでもったいない。
まだまだこれからも活用しようと思っている。
このコンデジは最大画素数 14MPix(14百万画素 画像縦横比4:3の場合 4320 x 3240)の写真が撮れる。
そして最大ズーム比は24倍だ。
最新式高倍率コンデジの100倍、200倍には遠く及ばないが、EXズーム機能を使えば50倍ぐらいのズーム比になる。
これに1.7倍のテレコンを取り付ければ85倍のズーム撮影ができる(はずです・・・よね? 光学のことよくわからない)。
まぁ、テレコンを付けて撮影した画像はそれなりの精細さになってしまうのだろうけど、それは仕方がない。
はたしてどの程度の画像が得られるのか実験してみた。
撮影のモデルは庭に遊びに来るジョウビ君。
モデルとカメラの距離は約8m。
超望遠撮影としては距離がちょっと短すぎるが狭い庭なので仕方がない。
① 最大画素数12.5MPix(縦横比3:2の場合)で撮影してみる。
この場合は最大ズームにしてあるので24倍になっている。
この時のカメラレンズ焦点距離は108mmで35mmフィルムカメラに換算すると624mmの望遠レンズ撮影に相当する。
そして1.7倍のテレコンが付いたので全体の合成焦点距離は1061mmの望遠レンズになる(はずです)。
1061mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
かなりきれいです。 (画像をクリックすると拡大されます)
② 画素数を9MPix(3648 x 2432)に縮小したEXズーム28倍で撮影した画像。
35mmフィルムカメラ換算焦点距離 739mm相当
テレコン1.7x 合成焦点距離 1260mm相当
1260mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
結構きれいです。
(画像をクリックすると拡大されます。)
③ 画素数を6MPix(3072 x 2048)に縮小したEXズーム33.8倍で撮影した画像。
35mmフィルムカメラ換算焦点距離 878mm相当
テレコン1.7x 合成焦点距離 1493mm相当
1493mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
結構きれいです。 ジョウビ君も大きく写ってます。
(画像をクリックすると拡大されます。)
④ 画素数を4.5MPix(2560 x 1712)に縮小したEXズーム40.5倍で撮影した画像。
35mmフィルムカメラ換算焦点距離 1053mm相当
テレコン1.7x 合成焦点距離 1790mm相当
1790mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
まぁまぁきれいです。 ジョウビ君の尻尾がギリギリ入ってます。
(画像をクリックすると拡大されます。)
⑤ 画素数を2.8MPix(2048 x 1360)に縮小したEXズーム50.6倍で撮影した画像。
35mmフィルムカメラ換算焦点距離 1316mm相当
テレコン1.7x 合成焦点距離 2237mm相当
2237mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
それなりにきれいです。 ジョウビ君の尻尾が切れてます。
(画像をクリックすると拡大されます。)
テレコンを付けるとやっぱりそれだけ大きな画像が撮れます。(あたりまえか・・・・・)
画像の劣化はあまりない様に思います。
⑤の画像は2.8MPixの画像で大昔の3百万画素のカメラで撮った感じです。
当時は3百万画素っていえば大したものだったんだけど・・・・・
これらの写真撮影ではシャッタースピードは1/30~1/80と低速度です。
それに三脚・シャッターレリーズは必要でしょう。
そして、お手伝いのジョウビ君は訓練されていて止まる場所を指定できます。
ですので自然の動きの早い野鳥や、どこに止まるかわからない野鳥の撮影はとても難しいと思います。
だけど、カメラ、三脚も軽くて持ち運びはとても楽です。
碌な写真は撮れなくても運よくきれいに撮れれば儲けもの・・・・・・
今度はこれを持って公園に出かけてみます。