またひとり逝ってしもうた

通称ばんぢろの叔母しゃん

天に召されたけん薄墨色で書いとこう。

元コーヒー屋「ばんじろ」の婆が大往生し
通夜に行ってきました。

ご主人の「パパちゃん」に続き叔母しゃんも
晩年、洗礼受けてキリスト教になとったて言うことで
須崎のルーテル博多教会で行われた
「前夜祭」・・・やなくて「前夜式」

どんたくや無かっちゃけん。

通夜て言わんとですバイ。

パイプオルガンが鳴り響き
とてもこの厳かな礼拝堂には死んだ婆含めて
似つかわしゅう無か博多の面々が参列しとりました。

このブログに登場する面々も
つやつけて参列しとうばってんどうせ「賛美歌」やら
知りもしません。

かく言うおいしゃんも帰ってきて
喪服のポケットに「数珠」の入っとったとに気が付いた。

格好良かばってん普段出つけん教会の通夜やら葬式は
段取りのわからんけん
賛美歌やら口パクも良かとこ。

「いつくしみ深き」だけはおいしゃんのお袋が死ぬ数日前迎えた
誕生日にホスピスで病院関係者が歌うてくれたけん
知っとりました。

牧師さんも背が高くかっこ良かし
なんて言うてもあのブリキ切って穴あけたごたあとが
何本も並んだ「パイプオルガン」の響きが
「ドラクエ」のごたって良かやね。

また少しレベルのあがった気のしました。

ばってん「ザオリク」の呪文使うたっちゃ
タラッタラッタッタ～♪てな具合に
叔母しゃんは生き返らんですもんね。

ちいたぐっときたばってんが
息子で幼馴染の「カー坊」が言いよったごと
明るく笑いが好きやった叔母しゃんやったけん
面白、可笑しゅう書いたほうが叔母しゃんも
喜ぼうけん。

まだ行き道のわからんでその変で
そう付きまわりよろうばってん
直、パパちゃんやらうちの親父、お袋んとこさい
たどり着いて楽しゅう昔話に花が咲くでしょう。

合掌・・・・・






や無かったアーメン