久々の新しい流の参加です。揃いの法被も出来て今日は地鎮祭
人形は「中村信喬」君が請け負うたごたぁですね。
普段は土居流の人形ば作りよります。
彼とは同い年。同じ人形屋関係で小さいときからよう知っとります。
親父さんは名人「中村衍涯えんがい」さん。
ドンタクでは「高砂連」で三味抱えて粋に練り歩きよります。
今年は人形の頭(かしら)ば木彫りで彫ったとか・・・
山笠人形師もだんだん世代交代しよります。
ベテランでは中洲の「三宅隆」さん。櫛田奉納山笠の「中野親一」さん
上川端の「田中比呂志」さんがおりますが田中さんはもう息子さんも
手伝いよります。
若手では、東流の「室井聖太郎」さん土居の「信喬」
中堅では恵比寿流、新天町の亀さん(亀田均)いや亀さんはもうベテランの域かいな?
千代流の「川崎修一」さん。女流作家の川崎幸子さんの弟で親父さん虎男さんも名人でした。
亀さんは松囃子も恵比寿に参加、信喬は土居流で山げぇ参加しとります。
そうそう西流の「井上和彦」君も新進気鋭の作家です。女流作家井上あき子さんの孫です。
最近の若手舁山作家の特徴は人形の物凄ごでこうなった事です。
ねぶたのごとあります。初めて請け負うた時流から「見栄えの良かごとつくっちゃり」と
頼まれてその通り作ったら翌年からはそれ以上は小そぅは作られん!!
今年も今年もと最近は人形がでかい。特に千代流の人形は威圧感のあります。
それに比べて我が大黒流は一貫して置鮎さんの人形ですたい。
親父さんの与一さんから現在の正弘さんに受け継がれとります。
上品な小ぶりの人形は大黒流の自慢です。
げないうて本当のことは・・・・
須崎の置鮎さんの工房はせばい(狭い)けん大きな人形ば作ったら
外ぃ出せんとです。間違ごうて大きゅう作ったらどっか切らないかん・・
これ裏話(^^)v
さぁ今年はどげな山になるとでしょう?
山笠スピード時代は今年も続くとでしょうか?タイムばっかり見らんで
じっくり人形も見てください。真下から見らんとばい。2~3メーター離れて見るとが
山の見方(特に飾り山は)。
この時期梅雨で湿気が多て膠が乾かんで人形師は往生しよります。
そげな苦労ば考えて人形の表情、動きば今度よ~と見取ってください。
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