千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

古事記に思うおいしゃん的心・・・・3

さてさて・・・・

宇宙が凝固し、天と地が別れ
三神(アメノミナカヌシ、タカミムスヒ、カミムスヒ)
が現れ世界の創造に取り掛かります。

ついで生物に命ば吹き込む神
ウマシアシカビヒコジ

天上界の永久ば守る神
アメノトコタチが現れ出ます。

そしてクニノトコタチ、トヨクモノの神が現れます

ここまでは無性の単独神で体もありまっせん。

これ考えた人どこからこげな名前考え出したとかいな?

ウマシアシカビヒコジは原文では
宇摩志阿椎斯詞備・・ふ~まだ続きます 比古遅神
「宇摩志阿椎斯詞備比古遅神」

カタカナでちゃ書くといお~じょうするとい

このあとまだいくつか神様が現れるばってん
書くといしゃ~しかけん割愛

さてやっとこさ万物の生みの親、男女二伸の
イザナキ、イザナミが現れます。



イザナキはイザナミに問いかけます。
「あ~たの体ちゃんと出来とう?」

イザナミ「体は出来ましたバッテン塞がらん裂け目が一箇所あります」

イザナキ「俺もたい、余計な突起が一箇所あるやね」


念のためこれちゃんと「古事記」に書いてありますけんね
おいしゃんの創作やありません

「この突起ばあ~たの裂け目に突っ込んで塞ぎ」

「国生みばしょうと思うとります」

「それは良かですね」


男女の交わりで子が出来る・・・
古代の性教育はち~とばかし生々しかですね。

イザナミ「まあ素敵な男」
イザナキ「ああ、良か女」

イザナキ「おなごが先に声ばかけたらいかん」
て言いながらも交わりばして・・
生まれた子供はうまく育ちません。

「やっぱおなごが先に声かけたとがいかんかった」


男尊女卑の始まりがうかがえます。

「やり直し」
イザナキ「ああ、良か女」
イザナミ「まあ素敵な男」

そして出来たとが「淡路島」
次に顔が四面ある島ば生んだ。これが「四国」

「隠岐の島」「九州」「壱岐」「対馬」「佐渡」

そして最後に「本州」ば産み落としたげな。


えらいマイナーな所から始めたとにはビックリ

それに外国は一切ふれておりませんねえ・・

色々と生んだ挙句、イザナミは「火の神」ば生んで
大火傷、それがもとで死んでしまいます。

怒ったイザナキはその火の神の首ばはねたら
剣についた血から雷神・剣神・タケミカズチが生まれた


これは王権は剣と血で守られるて言うとば表しとります。
実際天皇の座にはそうした剣での即位が幾度と無く
あっておりますけんね~

イザナミの死ば悲しみ忘れられんイザナキは
黄泉の国にイザナミばたずねます。

すでに黄泉の国の食事ばしてしもうたイザナミは
もう戻れんていいますバッテン黄泉の神と相談してみます。
その間、決して私の体を見てはいけません・・・


相談して生き返られるちゃ神様は良かですね。
ところがそうは問屋が卸さんとです。
そして、御伽噺で幾度と無く出てくる
「見ちゃいかん」の元祖がここにありますったい。


続く・・・・

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