古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

子育て中の女性の求職活動について

2024-04-15 11:20:06 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

昨今、かなり小さいお子さんを持たれる方について
「どうですか?」的な求人のお話が舞い込んでくることが増えました。

そこで、管理人の子育て経験を含め
実態について 今日は書いてみたいと思います。

まずバックアップ体制(子供が急病など)が
ほぼない方のお話が多いです。すなわち、配偶者を含め
地元が遠く、実家の援助も配偶者の援助も受けられない方です。
おそらく他でも断られているから、そういうお話が舞い込んでくるのでしょう。

業界内部の話を聞くと、子育て支援を唄っている医療機関ほど
内部調整に苦労しているようです。
そりゃあ そうでしょう。医療介護業界は、突然帰られると
本当に困ります。

管理人的には、そういう方については

①何が何でも働くという意欲がある方。(たとえば給料がほぼ吹っ飛んでもいいので
当初は無認可に預けるなどして、認可保育園に落選しても大丈夫と言うくらいの就労についての
意欲と勢いのある方)
②週に2日の勤務から始めるように勧め、それでいいという方。

かどうかをお尋ねし、いずれの条件も満たすなら、
お話進めましょうかというところです。

どうしてかと言うと、そういう方に限って

フルタイム勤務がいい(配偶者もフルタイム、あてにできない)とか
いままでも子供のことで休んだことがない(集団保育じゃなくて感染の機会がないなら
そうでしょうね。)とか

何言ってんの?ということを主張される方が多いからです。
ご自分の主張を繰り広げられるのは自由ですが、
入職してからも権利ばかり主張して、仕事上は厄介事を引き起こす可能性が高いので、
そのような方はお断りしています。

以前も「子供(1歳児)のことで 仕事を休んだことなど一度もないので フルタイムで」という方が
応募してこられ、
「じゃあ、前職の出勤簿を出してください」というと 応募者に逆切れされたことがあります。
そんなありえないことを言わなければいいだけの話なのですが・・

休むのと勤務するのを両立するために、日数を減らしたらどうですか?と
お話しているだけなので、企業側のことも考えて、求職活動をしていただけたらよいのではないか
と、こどもの乳幼児期に勤務時間を控えめにしていた管理人は思います。
管理人はその頃、週2回で別々の医療機関で勤務していましたので、
子供の発熱のことで、勤務先に迷惑をかけることはありませんでした。こどもが感染症に強くなってきて
落ち着いてから 週3回とか週4回に増やしていった感じです。

そちらの方が、受け入れ先(企業及び部署)にも受けがいいです。

参考になれば幸いです。

あと、仮に配偶者あるいは本人の親御さんその他
どなたかがバックアップしてくださるということであれば
必ずお金を渡してください。
ベビーシッターの時給なみでなくても、交通費+αくらいは
渡した方がいいです。好きなお菓子などでもいいですが、現金は必須です。
そうでないと後々必ずといっていいほど 揉めます。
人の時間を奪っているという自覚が大事です。

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