古森病院@福岡市博多区です。
本年1月より当院も居宅介護支援事業所を立ち上げました。
より密接な支援が可能になります。
よろしくお願いします。
さて、今回の改正で
(第158回社会保障審議会介護給付費分科会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192309.html)
居宅介護支援事業所の管理者は主任ケアマネに限られること(経過措置在り)
医療と介護の連携を深めること
の2点が強力に打ち出されました。
介護関係者の掲示板では「いちいち主治医に服薬状況や家庭の状況など連絡できるか!」という
主旨の意見も散見されます。
管理人も過去、在宅の患者さんを往診していた時に
患者さんがしょっちゅう急病になる方で、
ご家族が在宅ケアマネにも管理人にも連絡してこられ
こちらは迅速に動いて 医療処置を行うのですが
遅れてケアマネから管理人に連絡が入ったりして
「さっき往診したのにまた同じことが起こったの?」などなど
時系列が不明で情報が錯綜していたので(よく聞いたら3日前のことだったり)
「急病の際はケアマネを飛ばして 直接主治医に連絡する」ということで
統一し、事なきを得ました。
在宅ケアマネがすべてを仕切る必要などなく、主治医はご家族からも訪看からも
(訪問薬剤師からも)情報は得られるし、わざわざお互いが面倒くさくなる方向で
話を進めなくてもいいんじゃないのかなあ
と思うことしきりです。情報共有は大切ですけど。
主治医ケアマネ連携に点数をつけるそうですが、
それはすなわち患者さんの自己負担が増える話でもあります。
中央の人(介護保険関係)は現場のことなどわかってないんじゃないか・・・
(大体 厚労省の審議会の委員は 大学教授など現場のことはほとんど知らない人が多い。
各団体の代表はいるけど・・)
開業医(在宅専門以外)はもちろん
医師会の在宅部門の担当理事(医師)も地域包括ケアの実態などあまりわかってない(人もいる)し・・
先日 医療監視に当院に来られた保健所長さんも 当院にいる患者さんがいかに
在宅支援から洩れている人ばかりか ということをご存じなかったし・・・
(ので教えて差し上げました)
先日 管理人がある遠隔医療(一定の要件の元、テレビ往診を保険で認めようという)推進の
講演会に行ったところ、演者の方が在宅患者さんのビデオを上映されました。
「家が一番、病院に行くのはきついので、遠隔医療や往診はありがたい」と
嬉しそうに話す患者さんのインタビューが映し出され
「これがすべての答えです」と在宅医療推進の方の声。
ちなみにその患者さんの横で、年老いた奥さんが映っておられました。
その奥さんの負担が如何ばかりのものか、その演者の方は一言も触れられませんでした。
家にいたいのは当然でしょうけど、介護者あっての在宅介護。
共倒れについては誰も何も言わないというか言えない雰囲気。。
こういう勇ましいことを仰るのは 介護はもちろん、育児も家事さえご自身でされたことのなさそうな
初老の男性が(国会議員を含め)多いのが気になります。
http://komori-hp.cloud-line.com/
本年1月より当院も居宅介護支援事業所を立ち上げました。
より密接な支援が可能になります。
よろしくお願いします。
さて、今回の改正で
(第158回社会保障審議会介護給付費分科会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192309.html)
居宅介護支援事業所の管理者は主任ケアマネに限られること(経過措置在り)
医療と介護の連携を深めること
の2点が強力に打ち出されました。
介護関係者の掲示板では「いちいち主治医に服薬状況や家庭の状況など連絡できるか!」という
主旨の意見も散見されます。
管理人も過去、在宅の患者さんを往診していた時に
患者さんがしょっちゅう急病になる方で、
ご家族が在宅ケアマネにも管理人にも連絡してこられ
こちらは迅速に動いて 医療処置を行うのですが
遅れてケアマネから管理人に連絡が入ったりして
「さっき往診したのにまた同じことが起こったの?」などなど
時系列が不明で情報が錯綜していたので(よく聞いたら3日前のことだったり)
「急病の際はケアマネを飛ばして 直接主治医に連絡する」ということで
統一し、事なきを得ました。
在宅ケアマネがすべてを仕切る必要などなく、主治医はご家族からも訪看からも
(訪問薬剤師からも)情報は得られるし、わざわざお互いが面倒くさくなる方向で
話を進めなくてもいいんじゃないのかなあ
と思うことしきりです。情報共有は大切ですけど。
主治医ケアマネ連携に点数をつけるそうですが、
それはすなわち患者さんの自己負担が増える話でもあります。
中央の人(介護保険関係)は現場のことなどわかってないんじゃないか・・・
(大体 厚労省の審議会の委員は 大学教授など現場のことはほとんど知らない人が多い。
各団体の代表はいるけど・・)
開業医(在宅専門以外)はもちろん
医師会の在宅部門の担当理事(医師)も地域包括ケアの実態などあまりわかってない(人もいる)し・・
先日 医療監視に当院に来られた保健所長さんも 当院にいる患者さんがいかに
在宅支援から洩れている人ばかりか ということをご存じなかったし・・・
(ので教えて差し上げました)
先日 管理人がある遠隔医療(一定の要件の元、テレビ往診を保険で認めようという)推進の
講演会に行ったところ、演者の方が在宅患者さんのビデオを上映されました。
「家が一番、病院に行くのはきついので、遠隔医療や往診はありがたい」と
嬉しそうに話す患者さんのインタビューが映し出され
「これがすべての答えです」と在宅医療推進の方の声。
ちなみにその患者さんの横で、年老いた奥さんが映っておられました。
その奥さんの負担が如何ばかりのものか、その演者の方は一言も触れられませんでした。
家にいたいのは当然でしょうけど、介護者あっての在宅介護。
共倒れについては誰も何も言わないというか言えない雰囲気。。
こういう勇ましいことを仰るのは 介護はもちろん、育児も家事さえご自身でされたことのなさそうな
初老の男性が(国会議員を含め)多いのが気になります。
http://komori-hp.cloud-line.com/