
今までなら、この方は区分はどの程度か、だいたい想像できました。
しかし、ここ数カ月、予測が裏切られることが多くなりました。
ある要支援2の利用者の方から、電話がありました。
「2階級特進ですわ、要介護2になりました」
介護タクシーの利用が可能になったのは嬉しいことだ。
大歓迎ではある。
しかし、1年前とそうは変わっていない。
要介護1なら理解ができるのだが。
要介護2とは。
実はこのようなことが私のまわりでもよく起きている。
ベテランさんが「もう、わからん」と嘆いている。
理由なく重く認定されたり、逆に軽く認定される。
温暖化現象のように暑過ぎたり寒む過ぎたりと極端にぶれる。
基準点がなくなったのではないかと危惧している。
認定制度は失くすべし。
百歩譲って、要介護、要支援の別をなくし、現在の8段階区分から4段階区分程度にすべし。
認定期間も半年間などは不要。最低1年以上とすべし。
1回認定をすると2~3万円の事務費用が発生すると聞いている。
無駄づかいです。
このような間接経費が膨大になっているはずだ。
また、最近は認定がおりる期間が恒常的に40~50日となっている。
昨年に比べても10日以上遅くなっている。
これは法律違反。
申請者に遅れる理由の文章をおくればいいという話ではない。
というわけで、愛想尽かしている認定制度です。
※旭川沿いの水路。柳に小さな緑が。
しかし、ここ数カ月、予測が裏切られることが多くなりました。
ある要支援2の利用者の方から、電話がありました。
「2階級特進ですわ、要介護2になりました」
介護タクシーの利用が可能になったのは嬉しいことだ。
大歓迎ではある。
しかし、1年前とそうは変わっていない。
要介護1なら理解ができるのだが。
要介護2とは。
実はこのようなことが私のまわりでもよく起きている。
ベテランさんが「もう、わからん」と嘆いている。
理由なく重く認定されたり、逆に軽く認定される。
温暖化現象のように暑過ぎたり寒む過ぎたりと極端にぶれる。
基準点がなくなったのではないかと危惧している。
認定制度は失くすべし。
百歩譲って、要介護、要支援の別をなくし、現在の8段階区分から4段階区分程度にすべし。
認定期間も半年間などは不要。最低1年以上とすべし。
1回認定をすると2~3万円の事務費用が発生すると聞いている。
無駄づかいです。
このような間接経費が膨大になっているはずだ。
また、最近は認定がおりる期間が恒常的に40~50日となっている。
昨年に比べても10日以上遅くなっている。
これは法律違反。
申請者に遅れる理由の文章をおくればいいという話ではない。
というわけで、愛想尽かしている認定制度です。
※旭川沿いの水路。柳に小さな緑が。
私はたまたま、
・介護度の高い方(3~5)の受け持ちが多い
・有効期間が2年間である方が多く、
2009年度4月そして9月の認定調査方法の変更に伴う調査を受ける方は、
これからが多い
といったことから、
まだ、認定調査に振り回されている感は少ないですが、
認定調査、そして、審査会のありかたにも、
疑問を感じざるを得ません。
合議体には必ず医師を入れておかなければなりませんから,医師の報酬だけで一回数万円かかります。なので,他の委員報酬と合わせて月に100万円近い審査会委員報酬が支出されます。
ご指摘のとおり,認定調査そのものの課題(認定の軽度化やブレをなくす等)を解決しながら,認定の有効期間の延長(身体障害者手帳のように更新が必要と判断された方以外は申請しない限り更新不要という考え方もあります)等を実施して,認定審査会経費を少しでも軽減させる工夫が必要かもしれません。
10年経って,未だにこれだけの課題がある介護保険制度。そもそも制度設計がどうだったのか,今の制度は高齢者の実態と乖離していないか,きちんと点検しなければなりませんね。
「悪法も法なり」
といったが
これだけ
現場の専門職から
問題が提起されているのですから
少しは打開の見通しが
見えて欲しいですね
平凡ながら
行政の問題は政治が救うことができると
希望を託してはいるのですが
研究者も
人事のように
言っている場合ではないです
Maa-chan様
bonn1979先生
コメントありがとうございます。
「打開の見通し」を探っていかなくてはなりません。
現場でも、このような細かな認定区分と短期間の更新が
「経費の無駄と援助の妨げ」になっていることに無頓着な人々が多いのは確かです。
「制度は変えられるもの」という意識が希薄です。
社会福祉に従事する人は、心やさしい人が多く(確かです)、
「制度は解釈し従うもの」と思っているように思えます。
現場の声が上がってこない理由だと思います。
ソーシャルアクションは介護保険の世界からは
起こりにくいと言わざるをえません。
まことに歯がゆい思いです。