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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『情熱の日本画 片岡珠子』展が開催中です。~11月4日まで。

2018-09-22 10:33:36 | 岡山

でんちゅう(平櫛田中)さんと、珠子さんが一度に観れる 感動の展示会です。

岡山県井原市です。

でんちゅうさんは、1872年生まれ 107歳

珠子さんは、1905年生まれ 103歳

ともに、100歳を超えて現役でした。

このことだけで圧倒されますが、ともに文化勲章受章者ですね。

勲章をもらえばいいというわけではありませんが、

大きな表彰状を贈りたくなるお二人です。

珠子さんの絵は大きく実際に拝見するとすごい迫力です。

画集では、その迫力が薄れてしまいます。

そのため、拝見したときの印象を保つために、画集は求めません。

で、ネットで画像検索して掲載してみます。

3点です。

↓ 初期の絵ですね。

教師になりたての頃でしょうか。

↓ 「圧倒的存在感」という文字が入った画像です。

もちろん、絵にはありません💦

会場でも目立ちました。

「面構」シリーズでしょう。

↓ 書籍の表紙です。

この絵は作品の部分です。

確かに会場で観ました。

 

珠子さんは、永瀬清子さん(岡山出身の詩人)と同年生まれです。

清子さんも89歳と当時としては長寿でした。

103歳の珠子さんは21世紀までも生きています。

でんちゅうさんと珠子さんはともに、「長寿と芸術」というテーマに最適な方々です。

江戸時代なら北斎さんでしょうね。

長寿社会の先駆的モデルといえるでしょう。

ぜひ、井原市まで足を運んでください。

これからの人生の糧を得られる方もおられると信じています。

私は、大きなお土産をいただいたと思いました。


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