
でんちゅう(平櫛田中)さんと、珠子さんが一度に観れる 感動の展示会です。
岡山県井原市です。
でんちゅうさんは、1872年生まれ 107歳
珠子さんは、1905年生まれ 103歳
ともに、100歳を超えて現役でした。
このことだけで圧倒されますが、ともに文化勲章受章者ですね。
勲章をもらえばいいというわけではありませんが、
大きな表彰状を贈りたくなるお二人です。
珠子さんの絵は大きく実際に拝見するとすごい迫力です。
画集では、その迫力が薄れてしまいます。
そのため、拝見したときの印象を保つために、画集は求めません。
で、ネットで画像検索して掲載してみます。
3点です。
↓ 初期の絵ですね。
教師になりたての頃でしょうか。
↓ 「圧倒的存在感」という文字が入った画像です。
もちろん、絵にはありません💦
会場でも目立ちました。
「面構」シリーズでしょう。
↓ 書籍の表紙です。
この絵は作品の部分です。
確かに会場で観ました。
珠子さんは、永瀬清子さん(岡山出身の詩人)と同年生まれです。
清子さんも89歳と当時としては長寿でした。
103歳の珠子さんは21世紀までも生きています。
でんちゅうさんと珠子さんはともに、「長寿と芸術」というテーマに最適な方々です。
江戸時代なら北斎さんでしょうね。
長寿社会の先駆的モデルといえるでしょう。
ぜひ、井原市まで足を運んでください。
これからの人生の糧を得られる方もおられると信じています。
私は、大きなお土産をいただいたと思いました。