今夜、暫定税率の期間限定法案が提出された。
暫定の暫定である。
与党の人間も頭を使うようになった。
今までなら、こんなに頭を使うことはなかっただろう。
介護予防にもいい。
昨日のTVタックル石原議員が、後10年暫定を続けさせてほしいと
懇願していた。そうすれば、もうその後はいらないらしい。
で、今まで5年更新だったのが、10年更新にしたいという。
この論理は誰が考えても通らないと思うぞ。
ところで30年間も暫定税率が通用したのはなぜだろう。
野党は反対したが通ったのか。
反対しても通るのを止めれないので黙っていたのか。
どちらにしても、このような暫定税率が更新続けていたと
知らなかった国民が多いに違いない。
わたしも知らなかった。
われわれが無知だから、暫定税率が通用していたのだ。
この半年、ずいぶんと知らなかったことが表面化した。
肝炎問題や年金問題を深く知るようになったのは、
「ねじれ」のお陰だ。
そして、政治の緊張感が問題解決につながっている。
福田氏がダボスでいっていたことで、世界の状況もよくわかった。
「世界では、わたしが日本で苦労していることは当たり前だそうだが」。
日本では、大騒ぎしているが、国際的にみれば普通の状況なのだ。
国会も効率主義で行こうと思うのが間違いなのだ。
民主主義は手間がかかるということは中学生でも知っている。
そう、ひとつの政党が、政権与党を続けている国は稀である。
中国と北鮮とキューバとどこだろう。このあたりの国の政治は効率的だろう。
でも見習いたくない。
自民党は今まで楽をし過ぎただけなのだ。
福田氏は「話し合いが必要」と繰り返すが、
では今までの話し合いはポーズだったのか。
多数決が前提の話し合いだったのか。
今回の暫定税率が、そのまま通ることはありえないという考えは
全党が共有していると思う(解散と引き換えならありうるが)。
各党議員の現時点の発言はまったくあてにできない。
正真正銘の腹の探り合いだ。
八百長は見破られる。
ひとりひとりの発言を聞きながら、裏読みしながら政治を占う。
これはなかなかレベルの高い楽しみ方ではないだろうか。
そして、確実に結果という答えがある。
今、各党はこの暫定税率の扱いに確固たる政策をもっているとはいえない。
付け刃ではない政策をつくるには時間がいる。
そのための時間稼ぎをしているという見方もできる。
この2兆6千億円をどうするのか。
まっとうな考えと議論を誰が出すのか、しっかり見ておこう。
「考えることに価値がある時代」に適応できる人間はだれか。
興味深いぞ。
暫定の暫定である。
与党の人間も頭を使うようになった。
今までなら、こんなに頭を使うことはなかっただろう。
介護予防にもいい。
昨日のTVタックル石原議員が、後10年暫定を続けさせてほしいと
懇願していた。そうすれば、もうその後はいらないらしい。
で、今まで5年更新だったのが、10年更新にしたいという。
この論理は誰が考えても通らないと思うぞ。
ところで30年間も暫定税率が通用したのはなぜだろう。
野党は反対したが通ったのか。
反対しても通るのを止めれないので黙っていたのか。
どちらにしても、このような暫定税率が更新続けていたと
知らなかった国民が多いに違いない。
わたしも知らなかった。
われわれが無知だから、暫定税率が通用していたのだ。
この半年、ずいぶんと知らなかったことが表面化した。
肝炎問題や年金問題を深く知るようになったのは、
「ねじれ」のお陰だ。
そして、政治の緊張感が問題解決につながっている。
福田氏がダボスでいっていたことで、世界の状況もよくわかった。
「世界では、わたしが日本で苦労していることは当たり前だそうだが」。
日本では、大騒ぎしているが、国際的にみれば普通の状況なのだ。
国会も効率主義で行こうと思うのが間違いなのだ。
民主主義は手間がかかるということは中学生でも知っている。
そう、ひとつの政党が、政権与党を続けている国は稀である。
中国と北鮮とキューバとどこだろう。このあたりの国の政治は効率的だろう。
でも見習いたくない。
自民党は今まで楽をし過ぎただけなのだ。
福田氏は「話し合いが必要」と繰り返すが、
では今までの話し合いはポーズだったのか。
多数決が前提の話し合いだったのか。
今回の暫定税率が、そのまま通ることはありえないという考えは
全党が共有していると思う(解散と引き換えならありうるが)。
各党議員の現時点の発言はまったくあてにできない。
正真正銘の腹の探り合いだ。
八百長は見破られる。
ひとりひとりの発言を聞きながら、裏読みしながら政治を占う。
これはなかなかレベルの高い楽しみ方ではないだろうか。
そして、確実に結果という答えがある。
今、各党はこの暫定税率の扱いに確固たる政策をもっているとはいえない。
付け刃ではない政策をつくるには時間がいる。
そのための時間稼ぎをしているという見方もできる。
この2兆6千億円をどうするのか。
まっとうな考えと議論を誰が出すのか、しっかり見ておこう。
「考えることに価値がある時代」に適応できる人間はだれか。
興味深いぞ。