交通機関を乗り換るために、都会を通ることがある。
その時に、楽しみにしているのが、「ビッグイシュー」購入だ。
この「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」本は、
87号目だけれど、目に触れることができない人も多いのでは
ないだろうか。
都会を中心に、街立ちで販売している。
定価300円だが、そのうち160円が、販売者の収入になると、
表紙に書いてある。
で、今回の87号は、「人生相談」特集です。
販売者(もちろんホームレスの方)が、さまざまな相談に
答えるのだけれど、この答えが、なかなか読み応えがある。
なにしろ、販売者の皆さんは、苦労の経験たるもの人後に落ちない。
やはり、苦労は買ってでもしなくてはと思わせるほどだ。
ひとつ紹介させていただこう。
20代の女性からの相談です。
「大学を卒業し、今は小さな会社に勤めています。
仕事がつまらなくて、すべてがむなしい。
転職を考えるものの、特にやりたい仕事があるわけでもなく...。」
(販売者Aさんからのアンサー)
「本当は相談に答えるような立場じゃないんです。ぼくの人生は、
全部挫折してきて、大阪・西成にたどりついたわけですから。
兄弟や家族、親、全部捨ててきた。
そのときに人を愛することを止めたんです。
<中略>
でもね、ビッグイシューに出会って、スタッフやお客さんや
いろんな人に出会って、変わったんです。
人を愛すれば、人を好きになれるし、
その人たちがいる街も好きになれる。
<中略>
あなたは、仕事がつまらないと言っておられるけれど、
本当は仕事ではなく生き方に悩んでいるのではないでしょうか。
<中略>
50歳過ぎて、自分の人生を振り返ったときにね、
「つまらん人生やったな」と思ったんです。
そんなふうにしか思えないことほど、つらいものはないですよ。
<中略>
えらそうに人に言えるような人間じゃないんですけれど、
あなたも何かを愛することができればきっとやりたいことも見つかるし、
すべてが変わってくるんじゃないでしょうか。」
この相談のページに枝元なおみさんが「悩みに効く料理」を
コラボしている。
この相談には、玉ねぎサラダだ。
コメントがいい。
「泣いてみるのはどうかしら。玉ねぎを無心に切って泣いて、
それからおいしく食べる。」
24の相談に24のレシピが付いてくる。
この相談の特徴的なことは、答える人が自分の人生を語ることにある。
やはり厳しい人生を送られているのだけれど、
そのことをまな板において、今の時点から振り返り、相談に答えていく。
これは説得力あります。
なお、ビッグイシューは、バックナンバー販売をしています。
http://www.bigissue.jp/
ただし、最新号は、販売者から買ってくださいとのことです。
その時に、楽しみにしているのが、「ビッグイシュー」購入だ。
この「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」本は、
87号目だけれど、目に触れることができない人も多いのでは
ないだろうか。
都会を中心に、街立ちで販売している。
定価300円だが、そのうち160円が、販売者の収入になると、
表紙に書いてある。
で、今回の87号は、「人生相談」特集です。
販売者(もちろんホームレスの方)が、さまざまな相談に
答えるのだけれど、この答えが、なかなか読み応えがある。
なにしろ、販売者の皆さんは、苦労の経験たるもの人後に落ちない。
やはり、苦労は買ってでもしなくてはと思わせるほどだ。
ひとつ紹介させていただこう。
20代の女性からの相談です。
「大学を卒業し、今は小さな会社に勤めています。
仕事がつまらなくて、すべてがむなしい。
転職を考えるものの、特にやりたい仕事があるわけでもなく...。」
(販売者Aさんからのアンサー)
「本当は相談に答えるような立場じゃないんです。ぼくの人生は、
全部挫折してきて、大阪・西成にたどりついたわけですから。
兄弟や家族、親、全部捨ててきた。
そのときに人を愛することを止めたんです。
<中略>
でもね、ビッグイシューに出会って、スタッフやお客さんや
いろんな人に出会って、変わったんです。
人を愛すれば、人を好きになれるし、
その人たちがいる街も好きになれる。
<中略>
あなたは、仕事がつまらないと言っておられるけれど、
本当は仕事ではなく生き方に悩んでいるのではないでしょうか。
<中略>
50歳過ぎて、自分の人生を振り返ったときにね、
「つまらん人生やったな」と思ったんです。
そんなふうにしか思えないことほど、つらいものはないですよ。
<中略>
えらそうに人に言えるような人間じゃないんですけれど、
あなたも何かを愛することができればきっとやりたいことも見つかるし、
すべてが変わってくるんじゃないでしょうか。」
この相談のページに枝元なおみさんが「悩みに効く料理」を
コラボしている。
この相談には、玉ねぎサラダだ。
コメントがいい。
「泣いてみるのはどうかしら。玉ねぎを無心に切って泣いて、
それからおいしく食べる。」
24の相談に24のレシピが付いてくる。
この相談の特徴的なことは、答える人が自分の人生を語ることにある。
やはり厳しい人生を送られているのだけれど、
そのことをまな板において、今の時点から振り返り、相談に答えていく。
これは説得力あります。
なお、ビッグイシューは、バックナンバー販売をしています。
http://www.bigissue.jp/
ただし、最新号は、販売者から買ってくださいとのことです。
「人の人生にかかわる」ことの重さをかいまみます。
ここに書かれているアドレスへアクセスして
ホームページを見ました。
九州では、福岡で売っていることを知りました。
東京では
さすがに沢山の場所で扱っていますね。
昔ならば、池袋駅で買ったでしょう。
PS
奄美大島は加計呂麻島の
「なんでもあり」さんのブログでは
私のブログ経由で「岩清水日記」を知り
さらに話が発展している様子です。