
4月23日(日)、関口監督自らが岡山を訪れ、『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』の完成に向け
クラウドファンディングへの支援を訴えられた。
最近では「この世界の片隅に」がクラウドファンディングに成功している。
1000万円規模の資金調達は大変なことであるが、クラウドファンディングはそれを可能にしている。
『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』は監督の「毎アル3部作」の仕上げという。
1000万円は、編集・加工作業に使われる予定だという。集まらなかったら完成が危ういことになる。
題材は認知症が発症した母親。身につまされる深刻なテーマではある。
聡明だしユーモラス満点の監督は、しゃべり出したら止まらない。
ご本人は大サービスでいっぱいしゃべるというけれど、本人がしゃべりを楽しんでいるようにしか思えない。(失礼!)
救われる。
監督は認知症を探るためにイギリスやオランダまで足を延ばしている。
なにしろオーストラリアで29年間生活しており、言葉に困ることはない。これは大きなアドバンテージ。
認知症の母は要介護4。すでに自ら意思決定することはできない。
監督は本人にかわり、母親の「ファイナル」の意思決定をしなくてはならない。
まさにアルツハイマー ザ・ファイナルである。
監督は、アルツハイマー病に治る薬や予防する薬はないと断言する(もちろん信頼する医師や製薬会社の取材から)。
キュアではなくケアであり、最も適切なケアとは何かを探求する。母親を通じても。
こんな映画を見たくないですか。
支援しましょう。
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見てください。
↑センター:関口祐加監督 右:菅原直樹さん(介護士で俳優)
↑特別映像上映
↑岡山市内 陰涼寺 山門 さまざまなイベントを本堂で行っている。岡山の「善行」寺。