ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

補い合う

2014-11-13 | 独居中高年
今日と明日は仕事です。

夢を見ました。

いつも連絡を取り合っている友人たちと出掛けるのですが、電車の乗り間違いなどではぐれてしまう夢。

でも、夢でホッとしました。


この五年以上に渡り、友人たちと定期的に食事会をしてきました。

それがどれほど生きる助けになったか知れません。

皆、独居の中年男性です。

ホームの入居者を見ても、男性は女性と比べて他人と関わるのが苦手で、それが晩年の生きる質を貧しくし、ひいては寿命を縮めているのが良く解ります。

独居中年男性はそれでなくとも生きる力が弱いのですから、出来るだけ胸襟を開いて弱みを認め、励まし合い補い合う必要があります。

狭い「男性性」への拘りを捨てて、生き延びるために助け合う。

私たちの定例会は、年月を重ねるごとにそういう役割がハッキリしてきました。

これはけっこう珍しいことだと思いますが、日本全国にいる悩める独居中年男性は、ぜひこういう関わりを持つべきだ…と私は本気で思っています。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。