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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

「山梨県鳥獣センター」に行ってきました♪

2021-07-27 10:05:19 | 紹介

~本と歩こう㉕~


こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

 

今回は、和田町にある「武田の杜(もり)・山梨県鳥獣センター」に行ってきました♪

 

山梨県唯一の野生鳥獣の保護施設として、緑豊かで静かな自然環境の中にあります。

ケガをしてしまった野生の鳥や獣の保護・調査や、標本の展示などを行っています。

1号展示館内

翼を広げるオオタカ(左)とクマタカ(右)

 

館内では、森や海辺など生息環境別に、いきものの標本が展示されています。

手指消毒をして、展示されているはく製直接さわることもできます

館内撮影も自由です。

2号展示館内

体長180㎝・体重300㎏(推定)のホッキョクグマ

生きていたときの姿に思いをはせて

 

敷地内には展示ケージが設置され、保護されたいきものたちを自由に見学できます。

センター門付近にある野鳥園

※野鳥園の入り口付近の道は急傾斜なので、車イスやベビーカーでの散策はお控えください。

 

水辺の鳥など鳥種ごとにわかれて、リハビリ中の鳥たちが保護されています。

 

私たち人間と多様ないきものたちにとって、持続可能な生活環境をどう築いていけばいいのか。

まずは、いまの状況を知ること。そして、考えることが大事だと思います。

 

また、甲府市太田町の遊亀公園付属動物園について、山梨学院大海野さん😊友寄さん😊がレポートしています。そちらもぜひご覧ください

学生レポーターブログ「太田町にある『遊亀公園』に行ってみた!」(2021年7月15日) 

 

~本と歩こう㉕~ 『希少生物のきもち』 

表紙画像は出版社の著作権の範囲内で使用しています

 

大島健夫・著 メイツ出版 2021年

 

―「いなくなるまで気づかれず、いなくなっても気づかれず。それが我々です。」-(ガムシ)

 

コウノトリの司会で絶滅危惧種どうしが対談するという、ふしぎな設定の科学よみものです。

動物から植物まで、知名度や保護状況など、格差むきだしの本音トークが炸裂。

人間による乱獲や生活環境の変化で、「引き算どころか割り算」で激減している希少生物たち。

 

「自分たちの暮らしの外で起こっていることも、みんな自分たちとつながっているんです。」(アキアカネ)

「どのような問題であれ、それに取り組む最初の一歩は、そのような問題があることを知り、それについて想像力をめぐらすことではないでしょうか。」(「あとがき」より)

日本だけでなく世界規模で起きている、いきものたちの激減現象。

人間を含めた「いきもの」が、どう暮らしていくことが幸せなのか。考えるきっかけになる一冊です。

 

 ―取材へのご協力、ありがとうございました―

 

山梨県鳥獣センター

【開館時間】9:00~17:00 ★入場無料

休館日:毎週月曜日・祝祭日の翌日(7~8月は除く)、年末年始(12月29日~1月3日)

電話:055-252-9161

https://y-zouen.jp/takeda/bird/

 

ケガをしている鳥獣(哺乳類・鳥類)を見つけた場合(山梨県サイト)

https://www.pref.yamanashi.jp/shizen/syoubyoutyoujuu.html

 

 

 


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