◆低山散歩 羅漢寺山編◆
こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(71才)です。
私は2022年10月で市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』31地区のコースを歩きブログにまとめました。
引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。
甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。
****コースの紹介****
今回は「低山散歩」第9弾、甲府市宮本地区にある低山の一つで山梨百名山、甲府名山に指定されている「羅漢寺山」を登りました。弥三郎岳(1,058m)・展望台・パノラマ台を総称して羅漢寺山と呼ぶそうです。甲府市の広報誌『広報こうふ』2024年5月号の裏表紙に「新緑の御嶽昇仙峡が楽しい!」ともあり、早速登りに行きました。
昇仙峡は能泉地区と宮本地区にまたがっており、渓谷沿いの遊歩道は能泉地区、覚円峰・仙娥滝・羅漢寺山・昇仙峡ロープウェイは宮本地区になります。
それぞれの地区は下記ブログを参照ください。
2024年5月10日に登りました。快晴で絶好の登山日和でした。
車で昇仙峡ロープウェイ仙娥滝駅まで行きロープウェイでパノラマ台駅まで上ります。
乗車券は事前にネットで購入しておきました。若干お得です。
早速ロープウェイ「ふくちゃん号」に乗込み、周りの新緑が眩しいくらいでした。ロープウェイ中間点で「ゆめちゃん号」とすれ違い。頂上に近づくと眼下に能泉湖・荒川ダムが望めました。遠くには金峰山も見えました。
パノラマ台駅の目の前に羅漢寺山の標識があり、すぐ側の浮富士広場で富士山のお出迎えです。
浮富士広場からの見事な富士山!富士山が浮いているように見えるとの事ですが・・・。
近くには甲府市街地を背景に白砂山も見えます。
パノラマ台展望台経由弥三郎岳を目指します。
花崗岩石の道を登りますが、砂のような花崗岩粒があり、滑って歩き難いです。
5分ほど歩くとパノラマ台展望台に着きます。甲斐駒ヶ岳や南アルプスの山がきれいに見えました。
多くの観光客の方はここで引き返していました。更に弥三郎岳を目指して進みます。
急に山道らしくなってきました。
だんだんと登山道も急なところも増え、ロープや鎖を摑まりながら登りました。
松の枝をくぐっていくと頂上手前には10畳ほどの広さの大きな岩があり、そこからの景色は360度遮るものがありません。まさにパノラマワイドビューですが、断崖絶壁です。
約270度パノラマ写真です。左端から富士山、南アルプス、茅ヶ岳、曲岳などが見渡せました。
5m程先の大きな岩の階段を登ると弥三郎岳頂上です。
頂上も6畳程度の広さなので淵から落ちないように気を付けてください。頂上に6人目の人が登って来たので、狭いから下りることにしました。
下りは軍手をして、階段は座りながら手をついて下りました。
今回は、水などを持参してパノラマ台広場で富士山を見ながらカップ麺を食べ、コーヒーを淹れました。気分は最高ですね!
食後はパノラマ台付近を散策しました。
1.和合権現。ご神体にお参りして、振返り富士山に手を合わせると「龍脈」を感じご利益があるパワースポットだそうです。
2.八王子八雲神社
3.約束の丘
4.富士山遥拝所(うぐいす谷入口)からの富士山。ベストビューポイントだそうです。
5.うぐいす谷の断崖
**** コースの感想 ****
昇仙峡ロープウェイ「仙娥滝駅」から約5分の乗車で「パノラマ台駅」に着きました。パノラマ台駅から約10分でパノラマ台展望台です。さらに弥三郎岳までは写真を撮りながら35分掛かりました。散策も含めて総歩数は約4,500歩の低山散歩でした。
晴天にも恵まれ、「羅漢寺山」では富士山、甲斐駒ヶ岳を始め南アルプスの山々がよく見渡せて、とても気持ちよかったです。
昇仙峡の渓谷美とはまた違った景色を楽しめました。
ロープウェイに沿った登山道もありますが、地図で見ると等高線に対し垂直に進んでいるのでかなりきつい登り道だと思います。
パノラマ台展望台までは気軽な格好で来ている観光客もたくさんいましたが、弥三郎岳まで登る時はしっかりした靴をお勧めします。軍手も役立ちました。
なんと言っても富士山を見ながらのカップ麺は最高のごちそうでした!!
以上