「アメフトって、何が面白いの？」
そう質問されると、アメフト経験者の答えは、実はポジションによって変わってきます。
ライン系なら、やっぱり格闘技的な要素が強い点を挙げるでしょうし、キッカーなら自分のキック一発で勝敗を決する魅力、ランニングバックなら自慢の快速でフィールドを切り開く快感を伝えるかもしれません。
クォーターバックやワイドレシーバーなら、まずこの楕円球のボールにスパイラルがかかる魅力に取り憑かれるのではないでしょうか。綺麗なスパイラルがかかってレシーバーの胸元に飛んでいくボールは、見ているだけで気持ちいいものです。誰が考えたのか、ちょうどいいサイズなんですよね。
初めてこの楕円球に触れて、綺麗なスパイラルで投げることができたときの感動は、今でもまだ覚えています。
残念ながら今の日本でアメフトは下火ですが、もっともっと人気が出て、たくさんの子供達にこの嬉しさを知ってほしいなあ、と願っています。
