王子ドルフィンズの子供たちは、いつもみんなニコニコ元気で、グラウンドを走り回っています。基本的には、子供たちが楽しそうにしてくれているなら「まあ、それでいいか」と放置してきたのが実際のところです。でも、スポーツとして取り組み参加してくれる中で、子供たちが卒業するまでに何を還元してあげるべきなのか。よくよく考えてみると、やっぱりフラッグフットボールという競技を通して、一生懸命にがんばる事や、努力が実るという成功体験、チームワークの大切さ、仲間や対戦相手への思いやり、こんな事をたくさん学んでほしいなと思うわけで、そうするとダラダラ、わいわいやってりゃいいってもんでもないなあと今シーズンのチームが始まる時点で考え直しました。
真剣にやらなくては、チームワークもへったくれもないですからね。かといって、僕ら大人のコーチがガミガミ言うのも違う。そんな雰囲気で楽しいわけがない。子供たちが自分で考えて、自分で判断して練習に真剣に取り組む。それも、「楽しく」。これはかなりハードルの高い話だと思います。楽しさと強さって、なんとなく反比例すると日本のスポーツ界では考えられがちではないかと思います。それを覆したい。どこよりも子供たちが楽しそうに練習しているのに、どこよりも強いチーム。それが今季の理想像です。
まず、かいとやな😅
かいとが、『楽しく、強く』の“楽しさ”を履き違えないように、厳しいから楽しい、きつい中から成長できるのが楽しい、そう思ってくれるようなメニューを真剣に考えたいと思います。