名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

マムシの出没

2010年07月24日 | セカンドルーム

いつも田んぼに通う農道の脇で、先日大きなマムシを見つけた。
ユキも同時に見つけ一瞬身構えたが、飛び掛る前に草むらへ逃げ込んで事なきを得た。


この小道を使う家は2軒あり、近くで草刈もしているので、さっそく知らせたところ、既に姿を見かけたとのことだった。
今頃の時期はマムシの出没が多く、水辺や草むらに潜んでいて、たまに体を乾かすため道端などに出てくるようだ。
野良仕事をする人たちは、出そうなところに、捕獲用の棒切れや1升壜を置いて備えている。
今日、近所のおばあさんに会ったら、大マムシを仕留めたと、誇らしげに教えてくれた。


川へ捨ててしまったとのことだったので、「もったいない! 食べればいいのに」と云ったら、これ以上気が強くなったら困ると、笑い飛ばしていた。
昔は蒲焼にしたり、天日で干物にして食べていたようだが、今は好んで食べる人はいない。
焼酎に漬けたマムシ酒は、滋養強壮以外に、打撲や傷の湿布薬として効果があると云われている。
腰痛などにも効くといわれ、田植えや稲刈りのときに飲む人はいるようだ。
科学的根拠は無いが、健康食品と同じで信じて飲めば効くのだろう。
鎌で手を怪我したおじいさんが、マムシ酒を塗ったところ、腕全体が腫れあがり、お腹にマムシの鱗のような斑点が浮き上がったという。
マムシの恨みや毒が残っていることは考え難いので、ばい菌が混じっていて体に回ってしまったのだろう。
マムシ酒を2本持っているが、まだ飲んだり塗ったりしたことは無い。
いずれも、畑で見つけたマムシを近所の人に捕って貰い、焼酎に漬け込んだものである。
蛇を見ると、一瞬足がすくむほどの蛇嫌いで、少しは慣れようと部屋に置いてあるが、これも効果が無くいまだに見てはドキッとする。
おばあさんに、まだマムシの相方が残っているし、子供も10匹以上生んでいるので気を付けろと言われた。
逆恨みでもされたらどうしよう。
暑い盛りに、ちょと涼しくなる?話を提供しました。 

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