朝のうちは雲一つない快晴であったが、午後には
雨雲が流れ込み、雷鳴と共に雨が降り出した。
夕方には天気が回復し、再び青空が戻ってきた。
目まぐるしい天気の変化は予報通りで、最近の
気象情報の精度の高さに驚く。
今朝がた散歩をしていて、納屋橋にさしかかったら、
腐臭が漂ってきた。
さてはと思い堀川を覗くと、案の定
たくさんの魚が浮いていた。
20~30センチ程のコノシロ(コハダ)で、
白い腹を見せて水面に漂っている。
内湾にいる魚だが、気水帯や塩分の
薄い川にも遡上する。
水質の悪い堀川に上ってきて、酸欠かヘドロの
有害物質で命を落としたようだ。
↑ささしまライブ船溜まり(昨年5月8日撮影)
↑中川運河小栗橋(同)
毎年今頃の時期に、堀川や中川運河で見かける光景だが、
まるで初夏の風物詩のようになってしまった。
先日、英虞湾の筏釣りでコノシロを釣り、
酢じめにして食べた。
小骨を取り除くなど、下処理に手間はかかるが、
さっぱりとした食感は初夏の味だった。
江戸っ子は光りものとして好む魚だが、ヘドロの川で
白い腹を晒したコノシロを見てどう思うだろうか。
名古屋の恥を毎年晒しているが、果たして堀川で釣った
コノシロを肴に、一杯やれる日は来るだろうか。
酸欠とかこういうことになってしまうのでしょうね。
コノシロは伊勢湾にもたくさんいる魚なのでしょうか?
遡上してこんな哀れな姿になって気の毒です。
生活排水流したりはしないでしょうし、
沿岸に工場があっても規制が厳しいですから
工場排水はながさないでしょうに。
現代の技術で何とかなりそうですが?
いつまで汚れたままなのでしょう?
内湾のボラやハゼも川を上ってきます。
遡上すらなかった川なので、少しはきれいに
なったということでしょうか。
川がきれいにならないのは、工場や生活排水が
流れ込むからだと思います。
いつまで経っても、改善されないのは情けないです。
そうですね。毎年この状況を
見せていただいております。
なんとか、川をきれいにできれば〜
そう思いますね。
福岡でも中央を流れる那珂川はこういう感じでしたが
今はきれいになりました。やれば出来るはず
ですよね〜
おっしゃる通りで、やれば出来ることがいつまで
経ってもヘドロの川では恥ずかしいです。
那珂川も隅田川もきれいになったので、出来ない
ことはないですね。
名古屋城とゆかりの川なので、木造天守閣の再建
より、川の浄化を先にやって欲しいです。