今日も寒気が居座り、朝の冷え込みが厳しかった。
曇りがちで時々青空も覗いたが、底冷えがする寒い一日。
名駅のナナちゃんはケーキの妖精に変身して、クリスマスケーキのキャンペーン中。
先日十二神将卯像の木取りをして、彫刻にかかる準備をしていた。
その前に小さなモデルを彫り、全体のバランスや写真からは
読み取れない厚みや凹凸の状況などを確認いている。
顔と足元が引っ込み、胸の前の宝剣を持つ手が一番高い
位置にあることが分る。
モデル作りで、宝剣や手、足などを削り取るような失敗は避けられる。
これで彫る順序や、細部の彫り方を頭に入れて、本番の
材料に取り掛かる。
小型のモデルを見ながら本番の材料に寸法を入れ鋸と鑿で加工をして行く。
これが第一歩で、下の岩座から胴体〜頭へと順に彫っていく。
奈良のどこかでの「十二神将」でした
仏像は穏やかなお顔・・・と思っていましたが
十二神将は厳しい、怒りのお顔でしたので
印象に残っています
にこやかにしていては守れませんね
お薬師さんを守るのでしたか?
卯像とは何ですか?十二神将の一人ですか?
彫像には観察力や注意力が大いに必要ですね。
十二神将は薬師如来を守る役割で、いずれも厳しい
表情です。
十二支の子、丑、寅、卯・・・と絡め、あらゆる
方角と時間を通して守ってくれます。
今回は十二神将像のうち、来年の干支にちなみ、
江南市音楽寺所蔵の十二神将の内卯像の模刻です。
十二神将卯はあらゆる方向と時間を通して
守ってくれるのですね。
これは何の木でしょうか ?
ナナちゃんは名駅の人気マネキンで、色々な
姿に変身して活躍しています。
十二神将は全方向に目を配り、薬師如来やそれを
信じる人たちを守ってくれます。
ヒノキを三角柱に割った材料を使います。