昨夜は平湯温泉の「ひらゆの森」コテージに泊まった。
広大な森の中に、飛騨の伝統的な農家建築「板倉」に
模したコテージが点在する。
露天風呂付きで4〜5人が泊まれ、グループ旅行には
利用しやすい。
ひらゆの森には、泉質の違う露天風呂が16あり、森林浴を
楽しみながら源泉掛け流しを楽しめる。
今朝は氷点下の冷え込みだったが、紅葉を愛でながら
温泉を堪能した。
朝一番で、奥飛騨の上宝町長倉の「桂峰寺」を訪ねた。
集落の曲がりくねった細い道の奥に、お寺があり円空作の
今上皇帝像・十一面観音・竜頭観音菩薩が祀られている。
今上皇帝像の背面に、10万体造顕を達成したと記され、
生涯で12万体を作ったというという説の根拠になっている。
次に本覚寺を訪れ、所蔵円空仏の拝観をお願いしたが、
秘仏故一般公開は叶わなかった。
寺の近くにある「上宝ふるさと歴史館」を訪ね、
30数体の円空仏をじっくり鑑賞した。
ここには、上宝地区の寺社や個人所蔵の、観音像、護法神像のほか、
円空に関する諸資料も展示されている。
昨今は、集団離村や廃寺、盗難などで円空仏の散逸が頻発している。
こうした施設によって、貴重な文化財が守られていることを実感した。
最後に飛騨一宮の水無神社に参拝して、充実した二日間を
飛騨で過ごすことができた。
天気に恵まれ、紅葉と温泉を楽しむことが
できました。
たくさんの円空さんに出会い、制作意欲も
湧いてきました。
お陰さまで、実りの多い旅ができました。
と紅葉ですね〜
そして、円空さまはこんなすばらしい
環境の中で静かに管理されて
いるのですね。
きっと製作中の作品の参考に
なられたのでは?
紅葉もお湯も良いタイミングで訪れ、
楽しく過ごせました。
今制作中の観音像は別のお寺の模刻です。
円空は多くの竜頭観音を残していますが、
どれも形と表情が微妙に違います。
最近は仏像の盗難が多く、特定日しか公開
しない寺が増えました。
円空さんが聞いたらさぞ驚かれることでしょう。
「上宝ふるさと歴史館」>新しいようですね。
散逸が防げますし、参観者にも喜ばれます。
円空さんあの世から喜んでおられるでしょう?
竜頭観音菩薩、もしかして今制作中の像ですか?
本覚寺>押すな押すなの参観者と言うのも
困りますが、 「山奥」ではそうならないと思いますから
見せてくれるとよかったですね。
いつか御開帳の日もあるのでしょうか?