今日の飛騨地方は雲ひとつ無い快晴で、初夏を思わせるような陽気になった。
陽射しが強く、野良仕事をしていると肌がじりじりと焼けるようだ。
頭を少し出していたつくしが、ここ数日の暖かさでにょきにょきと出てきた。
裏山で自生している行者にんにくが、鮮やかな緑の芽をあちこちで出していた。
さすが山菜の王様と言われるだけあって、厚味のある朴の枯葉を持ち上げたり突き破って、生命力の強さを誇っている。
行者や修験者は、行者にんにくを食べて厳しい修行に耐えたと言われている。
ユキも急な暑さに戸惑いながらも、残雪をうまそうにかじっていた。
乗鞍スカイラインの除雪作業が、5月下旬の開通を目指して急ピッチで進められている。
山腹を縫うように走るスカイラインの一部が見えていたが、先日の雪で隠れてしまった。
今年は遅くまで雪が降ったので、除雪作業はかなり手間取ることだろう。
御岳もまだ雪がたっぷり残っているが、少しずつ白いラインが上がっていく。
山の表情が穏やかになり、里も春色が日ごとに色濃くなっていく。
出ていますね!
こういう風景は、子どもの頃に見たきりです。
行者にんにくって一般のにんにくとは
違うのですか?
ユキちゃんも突然暖かくなって温度調節に
とまどっているかも..
生命力の強さにいつも驚かされます。
春の息吹とか躍動を身近に感じる場所が、都会では少なくなりましたね。
にんにくの匂いや成分は同じだけど別種のようです。
高冷地で育ち収穫量も少なく、市場で見かけるのは珍しいです。
日に日に濃く大きくなって生命力に驚くばかりです。
行者にんにくは食べたことないですが、美味しいのでしょうか?
山々もくっきりと、除雪作業は大変でしょうね。
早くもゴールデンウィークが・・早いですね。
春はどこを見ても生気がみなぎってますね。
行者にんにくは匂いの割には癖が無く、炒めても和えてもおいしいです。
採り立てに味噌を付けて食べるのも、野趣溢れて絶品です。
山も何となく優しい表情になってきました。
野も山も春本番ですね。