11月30日は、会社の仕事を16時半に終え、会員様限定(ては言っても、多くの旅行会社のパックツアーの中に入っていますが、、、)の法金剛院の夜間拝観にやって来ました。
法金剛は"関西花の寺第十三番霊場"のお寺で四季を通して様々な花々が咲く魅力ある寺院です。中でも7月からの蓮は見事です。
庭園は平安時代に待賢門院が極楽浄土の庭を理想とし石立僧の林賢(りんけん)と静意(じょうい)に作庭させた池泉回遊式浄土庭園です。
中でも「青女(せいじょ)の滝」は施主と作庭者がわかっている数少ない作例で国指定の特別名勝です。
園路を周りながら紅葉🍁を楽しめるのがいいですね。
浄土式庭園らしく洲浜もあり、平安人の浄土への憧れや執着を感じます。
お堂や宝物館も開けられており中でも丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(重文)は平等院鳳凰堂の阿弥陀さまに勝るとも劣らない美しいお姿です。
また、十一面観音坐像(重文)も細部まで作り込まれ截金文まで施された美しくも凛々しい観音さまです。そのお厨子にも天部の仏様が描かれていて彩色がよく残っています。
国宝の仏様こそ居られないれないものの重文の仏様が多数おられそれだけでも魅力ある寺院です。
秋の夜間拝観もいいのですが、やはり春の夜桜🌸には敵わないと感じます。
本堂の前にある枝垂れ桜🌸は待賢門院桜と呼ばれその一本だけで存在感があります。
京都のお寺のライトアップに行かれて、羨ましい限りです。どこもとても素敵。
法金剛院は4年前に行きましたが、はすの季節でも、桜の季節でもなく、庭は彩りのない寂しさでしたが、仏様が素晴らしかったですね。
紅葉の季節も風情がありますね。
またいつか訪問したいです。