未訪問地巡りの3回目です。
南区にある吉祥院天満宮へと来ました。
道真公が亡くなられて31年目の承平4年(934)に道真公ご誕生の地に朱雀天皇の勅命で創建されました。
承和12年(845)6月25日に父是善光卿の子としてこの地にご誕生されたと伝わります。
その時の「産湯の井」が再現され、道真公のへその緒を埋めたと伝わる「胞衣(えな)塚」も境内にあります。
ご存知の通り、道真公は幼少期から才智高く、貞観4年(862)に文章生に合格された18才までこの吉祥院に住まわれまた。
また、境内には吉祥天女院があります。
延暦23年(804)に道真公の祖父清公卿が遣唐使として唐に向かう途中、暴風雨に遭い、同船していた最澄と共に吉祥天女に平安を祈ったところ、天女が現れ暴風雨は静まり、無事に使節の任務を果たしました。
その事により、清公卿は帰国後吉祥天女の像を刻み、大同3年(808)邸宅に一堂を建立し、伝教大師最澄を招いて開眼供養が行われました。
最後に社務所で御朱印を授与して頂きました。
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