白沙村荘は画家・橋本関雪が大正3年(1914)から昭和20年(1945)の約30年もの歳月をかけて自宅兼画室として造営された邸宅です。
① 白沙村荘北門
東今出川通に面した門で、通常使われていた門です。
参観受付はこの門から入ります。
② 白沙村荘主屋瑞米山(ずいべいざん)
食事付きの鑑賞会などの時にはこちらから建物に上がります。
③ 白沙村荘東門(正門)
特別な時にのみ開かれる白沙村荘の正門です。
通常は閉まっています。
④ 四阿(あずまや)如舫亭(にょほうてい)
渉月池(しょうげつち)に浮かぶように建てられた茅葺き屋根の四阿。
「如舫」とは「もやい船」の意味だそうです。
⑤ 茶室憩寂庵(けいじゃくあん)
高台寺塔頭寺院圓徳院の北庭にある小間の茶室の写しです。
お茶が好きだったよね夫人の為に建てられたそうです。
⑥ 存古楼(ぞんころう)
橋本関雪の大画室で大正6年(1917)から昭和20年(1945)の間のほとんどの大型屏風はこちらで制作されました。
大画室は2階ですが、通常非公開です。
1階では現代アート作品が展示されています。
⑦ 持仏堂
毎年1月1日〜3日、3月26日、4月14日、8月16日、9月9日、12月31日のみご開帳されます。
ちなみに一度もご開帳の日に行った事はないです。
⑧ 白沙村荘 橋本関雪記念館(美術館)
橋本関雪の作品や資料、コレクションなどを展示収蔵している美術館です。
平成26年(2014)にリニューアルされました。
8月13日まで「アーティストが触れた伊那谷展」が開催中で現代アーティストの作品が展示されていました。
3月25日からの飯田市美術博物館から始まり9月5日から10月9日までの碧南市藤井達吉現代美術館まで5ヶ所の美術館で巡回展示されるそうです。
2階のテラスからは五山の送り火で最初に点火される如意ヶ嶽大文字山が遠望できます。
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